春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
071234567891011121314151617181920212223242526272829303109

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【 --/--/-- (--) 】 スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

その 幻想的な 初夢は・・・ 第一話

このSSはアイドルマスターと○○プロジェクトの二次創作です。
色々と設定が違うかもしれませんが・・・

ゆっくりみていってねっ!!







「……どうしてこうなった」

俺・・・黒崎絆は大晦日に家でゆっくりTVを見ていたはず。
・・・なのだが、どういう訳か今は真っ暗な森の中だ。

「俺は家でTV見てて、除夜の鐘聞いてたら急に眠くなって寝た・・・と、
思うんだがな」

運良く(?)外へ出かける用の上着を着ていたので、携帯電話を
取り出した。

「・・・圏外か。俺に夢遊病の類は無いはずなんだけどな」

そう言いながらメール欄を開いた。1月1日になった時に春香やら千早達が
送ってきたメールを見ていた。

「うーむ、いきなり俺が行方不明になったら、事務所は大騒ぎなんだろうな。
そうなる前に何とかしないと。……ん」

妙な気配がしたので後ろを振り向く。そこには真っ暗な茂みがあるだけ
なんだが・・・何か違和感がある様な。


『こんな所を一人で歩いているなんて・・・あなたは食べてもいい人類?』


背後から声と共に殺気じみた感覚が襲ってきたと思ったら、急に視界が
真っ暗になった。月明かりも無くなり、手に持っている携帯の光さえ
見えなくなった。

「・・・何かいる。どこだ?」

さっきの『声』からして近くにいるのが猛獣じゃないと思った俺は、
ウチのチビッコどもを捕まえる技を繰り出すために右手をワキワキと
させて構えた。

「…………」

『いーたーだーきーまー・・・」

「そこだっ!」

ガシッ!と暗闇の中だが声の主の顔目掛けて必殺の
『しゃいにんぐふぃんがー』を決めてやった。

「わー!イタイイタイイタイー!」

「おい、この真っ暗闇はお前の仕業か?」

「そ、そうなのだ~!」

「さっさと元に戻せ。でないと・・・このまま割る」

「わかったから~!はなして~!イタイ~!」

俺が捕まえた『何か』がそう言うと、パッと視界が元に戻った。
今まで完全に真っ暗だったせいか月の光が眩しい。

「ん?・・・やっぱりチビッコだったか」

「う~、チビッコじゃないもん!」

と、俺に捕まっているチビッコがわめいた。

「はなしてよ~!」

「あいよ」

俺が手を離すと、そのチビッコは俺が掴んでいた辺りを涙目で
さすっていた。

「いたかったよ~」

「さてと、色々と聞きたい事があるんだが・・・」

ぐう~~~!

「って、何だ?腹減っているのか?」

「うん。だから、おにーさんを食べようと思ったの」

……うん?どういう意味だ?

「とりあえず聞く。お前は何者だ?」

すると、チビッコは笑顔で答えた。

「私?私はルーミア。妖怪だよ♪」

……

…………

………………

「なるほど、『幻想郷』・・・ね」

目の前にいる金髪で黒い服を着た妖怪『ルーミア』から、今いる所が
『幻想郷』という人間と妖怪が一緒に住んでる世界だと聞いた俺が
最初に取った行動は・・・

「そおい!」

バシーン!と自分の頬を引っ叩いてみた。ちなみにすげぇ痛い。

「わー、おにーさんがこわれたー」

「壊れてねえよ。・・・夢の割にはめっちゃ痛いな」

とりあえず、よく分からない状況なので半分夢だと扱う事にした。

「で、どうやったら俺は元の世界に戻れるんだ?」

「うーんとね、れーむの所に行けばいいと思うよ」

「ふーん、そうなのか」

「そうなのかー」

さてと、とりあえず目的地は決まったな。

「それじゃ、そこまで案内してもらっていいか?」

ぐ~~~!

「うう~、おなかすいた~」

「しょうがないな、ちょっと待ってろ」

確か上着のポケットに何か入っていた筈・・・あった。

「チョコレートしかないけど、コレ食うか?」

「……いいの?私、おにーさん食べようとしたよ?」

「俺だって人は食わないけど肉は食う。お前がしたのは、
 それと同じ事だし。もう気にしねえよ」

そう言ってルーミアにチョコを渡してやった。……しかし、
目の前をフヨフヨ浮いてるこいつを見てると、やっぱ妖怪なんだなと
思った。普通のチビッコは飛ばないし。

「ありがとう、おにーさん♪いただきまーす!」

「やれやれ。それ食ったら案内してくれよ」

「はーい!」

なんつーか、何処行っても俺は保護者なのな……疲れるぜ。


しばらくして、俺はルーミアに案内してもらい『博麗神社』とやら
を目指す事になった。そこに居る『れーむ』って奴に言えば元の世界に
戻れるらしい。

「なあ、ルーミア」

「ん?なーに?」

「お前自分で飛べるんだから歩けよ。肩にしがみつくなよ」

「この方が楽ちんだからー」

「・・・噛み付くなよ」

「うん、ガマンするー」

正直、かなりスリルのある状況だな俺。

「あれか?」

石の階段の上に赤い鳥居が見える。かなり年代物の神社に見えるな。
どうやら、早めに帰れそうだな。


石の階段を上ると、そこだけポッカリ穴が開いた様に神社が建っていた。

「えっと、誰かいないかー?」

「私はあっち探してくるねー」

そう言い、ルーミアは飛んでいった。

「おーい、誰もいないのかー?」

「あ、はーい!今行きまーす!」

と、どこかで聞いた事のある声が聞こえてきた。この声は……

「おまたせしまし・・・ったぁ!?」

ズシャー!と俺の目の前で見た事のあるリボンを付けたアイツがコケた。

「お前・・・春香か?」

「えっ?・・・プ、プロデューサーさん!!」

脇が寒そうな巫女服を着てはいるが、紛れも無く俺の前に倒れているのは
天海春香だった。

「うう・・・プロデューサーさーーん!!」

起き上がった春香が俺に飛びついてきたので俺は・・・

「わっ!」

とっさに避けてしまった。そして春香はもう一度ズシャー!と音を立てて
地面を滑っていった。

「プロデュ~サ~さん~!ひどいですよ~!」

「す、すまん。さっき捕食されかけたんで、つい・・・」

俺は倒れている春香に手を貸してやり起こしてやった。

「で、お前はココで何やってるんだよ?」

「私ですか?それが・・・」

春香に聞いた状況をまとめると、春香も大晦日に除夜の鐘を聞いていた時
に急に眠気が差してきて眠ってしまったらしい。その後、気がついたら
この神社で寝ていたらしい。そこを助けてくれたのがここの巫女さん
だった。ただ、俺と違うのは春香が起きた時はまだ昼だったと
いう事だ。あと、こちらの日付はまだ12月30日だそうだ。

「うーん。分かる様な分からない様な・・・」

「まあ、ここの巫女さん・・・博麗霊夢って子が帰してくれるみたい
 なので、助けてもらったお礼にココのお手伝いをしていたんですよ」

「そうなのかー」

「な、なんですかそれ?」

「いや・・・ルーミアのがうつったかな」

春香と話し込んでいると、ルーミアがようやく誰かを連れて戻ってきた。

「おまたせー」

「まったく、晩御飯の用意してる所だったのに。・・・あれ?
 春香、その人知り合い?」

「うん。この人も外の世界から来た人で、私がいつもお世話になってる人
 だよ、霊夢」

ふーん、コイツが霊夢なのか。春香が着ている様な紅白で脇が寒そうな
巫女服を着ている。見た目からして、春香よりは年下か?

「とりあえずだが、春香を助けてもらったみたいだな。ありがとう、
 礼を言うよ」

「別にかまわないわよ、これが私の仕事だから。しかし、何で外来人が
 1日で2人も・・・あのスキマ妖怪、何かしたわね」

「スキマ妖怪?」

「こちら側と向こう側を行き来できる様な妖怪よ。気まぐれで
 何するかよく分からないうさんくさい奴よ。きっと、そいつの
 思いつきであんた達はこっちに来ちゃったのね。まったく、大人しく
 冬は冬眠していればいいのに」

冬眠する妖怪なんて居るんだな・・・

「まあ、今日は遅いから明日帰してあげるわ。それでいい?」

「……ちょっと待ってくれ。俺と春香がこっちに来たって事は、
 他のみんなもこっちに居るんじゃないか?俺と春香だけっていうのは
 何か違和感がある」

半分は直感だがな。いくら半分夢でも他の奴らを置き去りにしたら
祟られそうだしな・・・。

「他に何人ぐらいなの?」

「・・・結構いる」

俺がそう言うと、目の前にいる巫女、霊夢は「はあ?」とため息をついた。

「仕方ないわね。明日、あちこち捜してみましょう。私も他に春香みたい
 のが居そうな気がしてきたし」

「悪いが頼めるか。こんな事頼める義理じゃ無いかもしれないが・・・」

「気にしないでいいわよ。こういう『異変』を解決するのが私の仕事でも
 あるしね。その代わり、家事とか手伝ってもらうわよ」

「それくらいなら任せろ。ありがとうな」

そう言い、俺は霊夢と握手を交わした。見た目は小さく見えるが、
霊夢の目はしっかりとした意思を持った目をしていた。

「れーむ、おなかすいたー」

「そういえば、私もお腹空いたかも」

「そんじゃ、晩御飯は任せるわよ」

「ああ、任された」

とりあえず、今の俺の仕事はうまい晩御飯を作る事だった。


そして、次の日の朝。

「ふぁ?あ、よく寝た」

「よう、色男。よく眠れたみたいだね」

朝っぱらから酒臭い息で話しかけてきたのは伊吹萃香という鬼。
見た目はルーミアと変わらないチビッコだが、頭には2本の角が
生えている。昨日の晩飯の時に初めて会ったのだが、とにかく
酒ばっか飲んでる。だが、これでもこの世界で異変を
起こして霊夢と戦った事があるくらい強いらしい。

「うぃ~♪今日も朝から酒がうま~い♪」

……強いらしいぞ。

「おはよう。意外と早起きなのね」

「おはようございます~、プロデューサーさん」

「おはよー」

春香と霊夢、ルーミアも起きてきたみたいだな。

「そういえば、そいつらの仲間を探しに行くんだよな。私も
手伝ってあげるよ?♪」

「・・・まあ、いいけど。邪魔しないでよね」

「お?♪まかせておけ~♪」

そう言いながらフラフラと左右に揺れている萃香。
・・・いないよりはマシか。

「それじゃ、出発するわよ」

「行きましょう、プロデューサーさん!」

「ああ、よろしく頼むぜ」

こうして俺達は765プロの他のみんなを探すために出発した。




……と、思ったら霊夢達3人だけが空を飛んで行こうとした。

『ちょっと待ったー!!』

俺と春香はあわてて霊夢達を呼び止めた。

「なによ?」

「あのな、お前らは普通に飛べるかもしれないけどな・・・」

「私たちは飛べないよ~!」

「あ、ごめんごめん。早苗が普通に飛べたから忘れてた。仕方ない、
 萃香は絆を運んであげて。私とルーミアで春香を運ぶから」

「お~♪りょうかい~♪」

「わかったー」

・・・初っ端から先行きが不安になってきた。こんなんで大丈夫なのか?


つづく。
スポンサーサイト
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。