春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
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その 幻想的な 初夢は・・・ 第六話

このSSはアイドルマスターと○○プロジェクトの二次創作です。
色々と設定が違うかもしれません。
それでもOKな方は先へどうぞ?♪

 \  /   このSSでは常識に囚われては
 ●  ●   いけないのですね!
 " ▽ "





ザッ、ザッ・・・

「ふう、これで綺麗になったかしら?」

私は境内を見回して、ゴミが無いか確認する。・・・よし。

「ちーはーやーさーん!そろそろお茶にしましょう~♪」

「あ、はい。今、戻ります」

私は早苗さんに呼ばれ、母屋に戻る事にした。


私、如月千早は現在、『幻想郷』と呼ばれる場所にある『守矢神社』に
お世話になっている。……正直、どうしてこうなってしまったのかは
分からないけれど、私は『別の世界』に来てしまっているらしい。
昨日の朝方、この神社の外で倒れていた私を早苗さんが助けてくれた。
その後、状況が分からずに混乱している私に色々と早苗さんは教えて
くれた。自分達も外の世界から来た事やこの世界の事。信じられないが、
これが現実だという事。あと、この幻想郷では常識に囚われては
いけないという事。

「おお、ご苦労さん千早、早苗。色々と手伝ってもらって済まないね」

「いいえ、行く所の無い私をここに置いてもらっているのですから、
 気にしないでください、神奈子さん」

「いや~、いい子だね千早ちゃんは♪」

私の目の前でコタツに入ってくつろいでいるのがこの神社の神様、
神奈子さんと諏訪子さん。神様がコタツに入るのかとか、疑問が色々と
あるのだが、教えてもらった様にここでは常識に囚われてはいけない様だ。

「はぁ~♪私、夢の様です!だって、憧れの千早さんとこうやって
 一つ屋根の下にいられるなんて・・・もうっ、幸せすぎて海でも山でも
 割ってしまいそうです!」

「そ、それはどうも・・・」

「あー、ゴメンね、千早ちゃん。早苗、外にいた頃あなたの大ファンだった
 からさ~」

「まあ、私らも千早の歌はTVで聞いていたが嫌いじゃないよ。
 私ら神様の心に響く歌を歌うなんて中々いないよ。あの『蒼い鳥』って曲は
 本当によかったね」

「えー。私はもっとカワイイ曲歌ってる時のが好きだよ。えっと、
 あの『もじぴったん』のヤツ。あれ好き~♪」

こんな所に来ても、私のファンだという人に会うとやっぱり嬉しい。
しかも、その内二人は神様だ。・・・正直、神様なんてものは嫌いだった。
私や家族に理不尽な運命を押し付けてきたからだ。でも、このお二人はやたら
人間味があるので嫌いになれない。

「あの、一つだけいいですか。その・・・私まで早苗さんの様な服を
 着る意味があるのでしょうか?」

今の私の服装は、早苗さんと同じ脇の所が開いている巫女装束を着ている。
外で作業をしていると、ちょっと寒い。

『そ、それは……』

「そんな・・・もしかして、私とお揃いなのはイヤでしたか!?」

「い、いえ、そんな事はありません!」

「それならよかったです♪うふふ、千早さんとお揃い♪お揃い~♪」

すごく嬉しそうな早苗さんを横目に神様二人を見ると、申し訳なさそうに
目線で『本当にゴメン』と言っている様だった。

「それにしても、私はここでじっとしていていいのでしょうか?」

「外に戻るのなら、もうすぐここに迎えが来るはずだよ」

「え?そうなのですか?」

迎えが来るって、一体誰が?……プロデューサーだったらいいな。

「って!私は一体何を考えて!?」

「どうしたの、急に頭抱えて?」

「な、なんでもないです・・・」

「さっきの続きだが。こちらに向かって来ているのは博麗の巫女だね。
 天狗の新聞で見たが、他にも千早と同じ様にこちらに来た人間を探して
 回っているみたいだ」

「あっ、博麗の巫女っていうのがこの世界の結界を管理している奴で、
 そいつに頼めば元の世界に帰れるよ」

神奈子さんと諏訪子さんの説明からすると、どうやらここで待っているのが
得策のようだ。

「そうすると、もうすぐ千早さん帰っちゃうんですね。寂しいです・・・」

「そう言ってもらえると嬉しいです。ありがとうございます、早苗さん」

トントン。

「ん・・・誰だい?」

「こんにちわ~♪幽霊で~す♪」

「ちょっ!?幽々子さま、ちゃんと挨拶ぐらいしてくださいってば~!」

……この世界だと、幽霊が昼間に遊びに来るらしい。

「亡霊の姫君に庭師かい?入ってきていいよ」

「は~い、おじゃましま~す♪」

「すいません、お邪魔します」

ふすまが開いて入ってきたのは、着物を着たニコニコした女性と刀を二本
持っている小さな女の子、それと……。

「私もおじゃまします~」

「あずささん!?」

何故かあずささんが一緒に入ってきて、私は驚きの声を上げてしまった。

「あら~、千早ちゃん。こんにちわ♪」

「あ、はい。こんにちわ……じゃなくって!あずささんが何故ここに!?」

「それが~、気がついたら幽々子ちゃんのお屋敷で寝てたみたいなのよ」

「そこをウチの妖夢が拾ってきたのよ♪」

「いや……幽々子の家って冥界じゃなかったか?」

「冥界って何処ですか」

私がそう訊ねると、幽々子さんという方は可愛らしい笑顔でこう言った。

「あ~の~世~♪」

「…………」

早苗さん達の様子を見ると本当の様だ・・・。あずささん、いくら方向
オンチだからって常識外ですよ。

「あーあ、もうすぐ霊夢達が来てあずさは帰っちゃうよね。私、結構
 あなたの事気に入っていたのにな~」

「まあ、ありがとうございます♪私も幽々子ちゃんとお友達になれて
 うれしいわ」

「・・・ご覧の通り、お二人ともすっかり意気投合してしまいまして。
 うう、おかげで幽々子さまが二人になったみたいでした」

「よ、妖夢さん苦労してたんですね」

「その、あずささんが色々とすいません・・・」

「みょん・・・ありがとうございます」

確かに幽々子さんもあずささんの様にマイペースな方の様だ。
すでにあずささんと二人でコタツに入ってのんびりとしている。

ドッカーン!!

「きゃっ!?な、なんですか!?」

「あ~、あいつ等も来たのか。もっと静かに来れないのかね」

「諏訪子さん、今度はどなたが来たのですか?」

「ん~・・・天界に住んでるわがまま娘だね」

「ちなみに天界は空の上にある天国みたいなものと思えばいいぞ」

諏訪子さんと神奈子さんが説明してくれていると、先ほど幽々子さん達が
来た所から女の人が入ってきた。……羽衣みたいなものを着けているけど、
もしかして天女さま?

「ああ、よかった。霊夢さんがいらっしゃらなかったので、助かりました」

「衣玖、今日はどうしたんだい。あの天人も一緒なのだろう」

「これは神奈子様。突然の訪問、申し訳ありません。それが・・・」

すると、羽衣の女性の後ろからケンカしている様な声が聞こえてきた。

「ちょっとー!もっと静かに下りなさいよ!危ないじゃないの、
 この絶壁!!」

「な、なによアンタ!アンタが飛べないから乗せてやったんじゃないの!
 このデコ!!」

・・・何故か水瀬さんが二人いる様な感覚が。

「見ての通り、外から来た人間と総領娘さまがずっとあんな感じでして」

「あら~、伊織ちゃんじゃない」

「度々すいません、あの子も私の知り合いです・・・」

それにしても、何で次から次へと……。

「デコって言わないでよ!この壁女ー!!」

「アンタだって変わらないじゃない!このぬりかべ女ー!!」

……私は関係ないのに何でこんなにも腹が立つのでしょう。

「総領娘さま、人様の家で騒がしくしてはいけませんよ」

「うー、わかったわよ・・・」

「水瀬さん、そろそろ静かにしてくれませんか?お話ができないので」

「わ、わかったわよ。だから、そんなに怖い顔しなくても・・・」

「千早ちゃんはどうしてあんなに怒ってるのかしら~?」

「とりあえずお茶でもどうですか?私、入れてきますね」

「では、私もお手伝いします。・・・水瀬さん、もうケンカしないで
 くださいね」

私はそう言い残して早苗さんとお茶を入れに向かった。

「あっ、なにかお菓子とかあったらおねがい~♪」

「ゆ、幽々子さま~!やめてください、恥ずかしいです!」

妖夢って人、苦労してるんだろうなと思った。


「早苗さん、すいません。私の知り合いが色々と」

「いえいえ。とっても楽しい人達ですし、みなさん千早さんと同じ
 有名なアイドルばかりでとっても嬉しいですよ。・・・あの、あとで
 サイン貰ったりしてもいいですか?」

「はい、それくらいなら」

「ありがとうございます!もう、千早さん大好きです!」

「わっ、危ないですってば!」

早苗さんがいきなり抱きついてきたので、危うくお茶を落としそうに
なってしまった。……そういえば、いつもこうやってくる春香も、
この世界のどこかで元気にしているだろうか。少しだけ心配だ。

「・・・大丈夫ですよ。きっと、見つかっていない他の人達も無事です」

「えっ?」

「そんなに心配しないでくださいね。もしもの時は私や神奈子さま達で
 探しに行ってあげますから」

「あ、すいません。そんなに不安そうにしてましたか?」

「ちょっとだけ。いいんですよ、私だってこっちに来た時は色々と
 不安でしたからね」

「……その、ありがとうございます」

とても明るい早苗さんの優しさが、今の私にはとても嬉しかった。


「お待たせしました、お茶ですよ~♪」

「うにゅ~。コタツってあったかいね~」

「自分、寒いの苦手だから助かったぞ~」

……今度は我那覇さんが二人に見える。疲れてるのかな、私。

「あら、お空ちゃん来ていたんですね。いらっしゃい♪」

「早苗さん、おじゃましてまーす!」

「あっ、千早ー!元気そうでよかったぞー!」

「聞くのが疲れてきたけど、我那覇さんはどこにいたんですか?」

「自分か?え~っと……地底にある地獄のお屋敷?」

え~っと……ここでは常識は通用しない、通用しない。

「私がこの子見つけてきたんだけどさ、私になんか似てたから拾って
さとり様に見せにいったの。そしたらさ~・・・」


『お空。その子はあなたの生き別れの姉妹じゃないから、さっさと博麗の
 巫女の所に連れて行ってあげなさい』


「って言ってたんだけど、あっちの巫女さんが居なかったからこっちに
 来たの」

「でも、自分もこのお空ってやつ気に入ったぞ。なんか翼があって
 カッコイイし」

我那覇さんとお空って子、確かに似てるかもしれない・・・。

「うにゅ~、絶対に生き別れの姉妹だと思ったのにな~」

「アニキはもういるけど、お前みたいな妹がいてもいいな♪」

「えー!私のがお姉さんだよ~!」

だいぶ疲れてきた・・・。そう思っていると、また誰か来た様だ。

「うわっ。宴会でもないのに人口密度高いな」

「ホントね。ああ、お邪魔するわね」

今度やってきたのは着物を着た黒髪の綺麗な方と、白髪が特徴的な
方だった。

「あれ?ものすごく珍しい組み合わせですね」

「早苗さん、あの方達は?」

「着物の方が輝夜さんでもう一人の方が妹紅さんです。そうそう、
 輝夜さんはあのかぐや姫本人なんですよ!すごいですよね!」

「うーん、外から来た人間って、みんなそれ言うわね」

「実際は引きこもりだけどね」

「違うわよ~!えーりんに閉じ込められてたの!」

でも、見た目は完璧にイメージ通りかも。

「えっと、今日はどうしたんですか?」

「ああ。ちょっと私と輝夜がいつもの様に殺りあってたらさ、
 いきなりこの子がやって来てね」

「外の人間だとは思うのだけれど、いつもの巫女が居なかったから
 こっちにね。ここなら居ると思ったんだけど」

二人の後ろから現れたのは、見た事のある銀髪のあの人だった。

「皆様、ごきげんよう」

「あー!貴音じゃんかー!お前も無事だったのか!」

「響、それに如月千早達もお元気そうでよかったです」

「四条さんも無事でよかったです」

「しかし、この子、最初は私と同じで蓬莱人かと思ったよ。あんな髪の色
 してたからね」

「それにしても、こちらはとても面白い場所なのですね。色々と
 変わっている物も多いですし」

こんな状況でそんな感想が言える四条さんも、十分変わっていますよ・・・。


それから大人数になったのもあり、みんなでお鍋にでもしようという事に
なった。後から来たあずささん達も他の方達と仲良くなった様ですっかり
くつろいでいる。

「はあ、こんな事をしていていいのかしら……」

「まあまあ、千早さん。さあ、もうお鍋いいはずですよ」

「はーい。いただきまーす」

「幽々子さま、独り占めしちゃだめですよ?!」

「あははー、諏訪子だっけ。お前もかわいいな~!」

「こら~、私は神様だぞ。ひざの上に乗せるな~、頭撫でるな~」

「ははは!カエルの神様、子供みたい」

「そりゃあ、空の言ったとおりだもんな」

「うるさいよ神奈子!あーうー!」

諏訪子さん、すっかり我那覇さんのおもちゃだ。

「ちょっと輝夜。私の器に嫌いな物入れるのやめてよ」

「うっ、ばれたか。だって、春菊あんまり好きじゃないんだもの」

「輝夜、あなたも姫なのならば、好き嫌いなどしては使えている者達に
 示しがつきませんよ」

「うう~。白髪のと銀髪のがいじめる~」

・・・(元)お姫様がお姫様を叱っている。ちょっと面白い光景かも。

「あなた、それはあたしが取ろうとしたやつじゃない!」

「先に箸をつけたのは私じゃない!それとも何?私の箸つけたのが
 そんなにいいの?この変態!!」

「……もう一回言って」

「な、何コイツ・・・」

「総領娘さま。人様のお宅なんですから、自重してください」

水瀬さんもあの天人さん達と仲良さそう?

「千早ちゃん、どうかしたのかしら?」

「あ、なんでもないんです、あずささん。ただ、こうやってみんなで
 食事するのって、なんかいいですね」

「そうね。今度は事務所のみんなとお鍋パーティでもしましょうか♪」

「はいっ」


それから日が沈みかけた頃、神奈子さんが言ってた様に、
プロデューサー達が雪歩を連れて神社にやって来た。


「いや、驚いたぜ。ここ来る途中で見た事のある不自然な穴があって、
 覗いてみたら、中で雪歩が厄神に取り憑かれてた」

「うぅ~・・・だって、『あなたは厄が集まりやすいからいいわ~』と
 言われて、ずっとついて来るんですぅ~」

「た、大変だったのね雪歩も・・・」

「うぇ~ん、千早ちゃん~」

やれやれ、すっかり日が暮れちまったが、これで全員見つかったか。
・・・それにしても。

「なあ、こっちの世界じゃ脇の開いた服が流行ってるのか?」

「いえ、これはお手伝いする時に借りた物で、常識に囚われなかった
 結果といいますか・・・」

少し見ない間に、ちーちゃんはおもしろい子になったな。

「さてと……そろそろ黒幕にご登場願おうかしら」

急に霊夢が壁の方に向かってそう言うと、いきなり空間に裂け目みたいな
モノが現れて開いた。無数の目がこっちを見ていてちょっと不気味だ。

「よっと、さすが霊夢。よく私が来るのがわかりましたね」

裂け目みたいな所から現れたのは、もう見た目からして『すごい妖怪』と
いうのが解る九本の尻尾が目立つキツネ耳の女だった。

「霊夢ちゃん、この人がそのスキマ妖怪さん?」

「いえ、違うわ。こいつはそのスキマ妖怪の式神よ」

九尾のキツネを式神にできるって・・・どんだけすごいんだよソイツは。

「えっと、私は紫様に命令されて霊夢とそちらの方々をお連れする様に
 言われたんです。・・・いつもみたいに、何の説明も無くね」

そう言いでかいため息を一つ吐いた。なんか、苦労させられてるみたい
だな。

「私達は解るけど、なんで絆達もなの」

「だから、私は何も聞いてないんですよ。うう、霊夢なら分かってくれる
 だろう~」

「相変わらず、咲夜と同じで主人のおもちゃだぜ」

「あら失礼ね。ウチのお嬢様はもっと節度があります」

「まっ、俺はそのスキマ妖怪に会ってみたいから着いて行くぜ」

どんな化け物が出てくるか見てみたいしな。

「助かります。もし、連れて行かなかったら何されるか・・・」

「あ、キツネさんに質問。ちょこちょことお話には出てきたけど、
 その黒幕さんの名前って、何ていうのかしら?」

綾乃がキツネ妖怪にそう聞いた。そして、こう言った……。

「幻想郷の賢者・・・『八雲 紫』様です」

つづく。
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千早さんの・・・
こんばんは~

千早さんの巫女姿ですってぇぇぇ!
そんなものでは、私は・・・
で、文さんに頼めば写真貰えるんですか?w

ちょっと遅れましたがE.T.O×アイマスのSSをメールで送りましたので、お時間があるときに確認お願いしますです!

それでは、最終話も楽しみにしております!
【 2010/02/01 】 編集
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