春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
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ある日のファミレスにて(美希・花梨コラボSS)

こちらのSSは麻宵の月下乱舞祭のエクレアさんから送られたSSです。
本当にありがとうございます!ETOプロの事はこちらへ♪

やよい編とリンクしている所があるのでこっちに移動しました♪
あやね様とケンカをした・・・

ううん、あやね様だけじゃない。事務所のみんなを敵に回して私、赤羽花梨は
事務所を飛び出してきた。原因は、心乃さんが持ってきた差し入れを
あやね様の分まで食べてしまという下らない事。それを、茅穂のせいに
しようしたらばれてしまい。みんなに責められてたから逃げ出して、
それで、帰るに帰れない状況なわけで・・・。

「いらっしゃいませー」

行くあてもないので、とりあえずファミレスに入るとお店の店員さんが
接客スマイルで私を迎えてくれた。

「ただいま、当店大変混みあっておりまして相席でよろしいでしょうか?」

「あ、はい。大丈夫です」

断ろうとも思ったが、気分が落ち込んでいる時私は、静かな所にいるより
賑やか所にいて気紛らわす方が好きだった。

「すいませんお客様、店内大変混んでいますので相席よろしいでしょうか?」

店員さんが座席でおにぎりを頬張ろうとしている。腰までありそうな
黄色い髪が特徴的な女の子に質問した。聞かれた女の子はおにぎりを頬張り

「ん?別にいいよぉ」

と、食べながら返答してきた。

「ありがとうございます。それでは、お客様こちらの席にどうぞ」

「あ、はい。失礼します」

女の子の真正面に座り、とりあえず私はメニューを開いた。メニューを
見ながら、私は真正面にいる女の子をどこかで見た事があると思い。
そして、この女の子はアイドルの星井美希ちゃんだと思いだした。

(わっ!?・・・私、アイドルの星井美希ちゃんの前に座ってる。
あ、私もアイドルだった。でも、私はまだ候補生だし、星井美希ちゃんは
かなり人気のアイドルだから月とすっぽんの差だよね)

急に緊張してきたのと、星井美希ちゃんと喋ってみたいという気持ちが
私の中に生まれた。私は、一度深呼吸をして、メニューを閉じて
話しかけてみた。

「あ、あの・・・アイドルの星井美希ちゃんですよね?」

「ん?そうだよ。ミキの名前を知ってるってことは、ミキのファンかなにか?
 ごめんなさいなの。ミキ今、サインとか書いてあげる気分じゃないの」

「サインとかじゃなくて、星井美希ちゃんと喋ってみたかったんです。
 私も、アイドル候補生やっていまして・・・」

「えっ、そうなの?」

「はい。E.T.Oプロダクションという事務所なんだけど」

「うーん。全然しらないの」

「ですよねー」

まぁ、まだ全然無名だからしょうがないよね。

「でも、ミキ他の事務所の女の子とお話するのってあんまり経験ないから、
 ちょっと嬉しいかもだよ。ねぇねぇ名前なんていうの?」

「私の名前は赤羽花梨。高校1年生だよ」

「へぇー花梨か。よろしくね花梨!ミキは星井美希、14歳なの。美希って
 よんでいいよ」

どうも私は、年下に呼び捨てで呼ばれる傾向にあるらしい。美希ちゃんの
言い方、茅穂みたいだし、でも、胸は早雪さんや藍理なんだよね・・・
うぅ・・・。

「どうしたの花梨?」

「ううん何でもないよ。それじゃ、美希は今日オフなの?こんな所に
 一人でいるってことは」

そう聞くと、美希の表情が少し曇った気がした。

「ミキ、実は事務所飛び出したの」

「えぇ!?私と一緒」

「えっ?花梨もなの?」

「う、うん。まぁ、私の場合は全面的に私が悪いというか・・・
 あはは。美希は?」

「ミキのは、ハニーが悪いの。今度大きいオーディションあって、それに
 ミキじゃなくてやよいと一緒に参加するって言ったの!全然納得できないの!」

そう言って美希はおにぎりを再び頬張った。やよいって美希と同じ事務所の
高槻やよいちゃんの事を言っているんだろうな。やよいちゃんも最近人気が
出てきているアイドルだったはず。そういえば麻宵が好きだったわね。
と、いうか気になるのは・・・

「ねぇ、美希。ハニーって誰?」

「ハニーは、ミキのプロデューサーなの。目つきは怖いけど、とっても
 カッコイイの。あ、でも今はミキ、ハニーの事嫌いなの!」

うわぉ、プロデューサーの事をハニーって呼んでいるんだ。目つきが
怖いけどカッコイイってすごい、ヤ○ザのイメージしかでてこない・・・。

「でも、これからどうするの?」

「うーん。ミキ、花梨のいる事務所に移籍しちゃおうかな」

「えっ!?」

突然の言葉に私は心底驚いた。でも、どこか冗談に聞こえなかった。

「移籍しても、うちの事務所まだまだ無名だし、プロデューサーもいないよ」

「大丈夫なの!ミキが入ったらすぐに有名になると思うな」

「そ、そうかもしれないけど・・・でも」

その時、私達のテーブルにヒラヒラした服を着た男の人がやってきて、
話しかけてきた。

「その話、もうすこし良い条件でやらないかい。美希ちゃん」

「えっ、どういうこと?あなた誰?」

「おおっと、私とした事が、紹介がまだだったね」

そう言って、その人は私達に名刺を渡してきた。

「『株式会社961プロダクション 代表取締役社長 黒井崇男』
 アイドルプロダクションの社長なんですか?」

「ウィ。その通り。そしてアイドル業界の覇者になるプロダクションでもある」

「アイドル業界の覇者・・・」

「そうだよ、美希ちゃん。美希ちゃんのいる765プロでは、アイドル業界の
 覇者にはなれない。なぜ?と、いうのはここで言うのはふさわしくはない。
 事務所でゆっくり話してあげようと思うのだけど、どうかな?」

「・・・美希ついてくの」

「美希?」

美希の目はなにか決心をした目だった。

「美希ちゃんならそう言ってくれると信じていたよ。なんなら、花梨ちゃん
 もくるかね?」

「私の事しっているんですか?」

「知っているとも、まだ無名の弱小事務所E.T.Oプロダクション所属の
 赤羽花梨ちゃんということをね」

言葉を聞いて、カチンときた。こんな言われ方するなら知らないと
言われた方がマシ。

「今は確かに弱小かもしれないけど、必ず有名にしてみせます。
 E.T.Oプロダクションの『絆』を甘く見ないでくださいね!」

「絆か、馬鹿馬鹿しい。王者は常に孤独であるものであって、孤独こそが
 人を強くする」

「そんな事は・・・」

ない。と言いきれなかった。確かに孤独が人を強くするのかもしれないから。

「君にもいずれわかる時が来るだろう。それがわかった時、私の所にくると
 いい。それじゃそろそろ行こうか美希ちゃん」

「・・・花梨」

美希が心配そうに私の名前を呼んできたが、私は返事が出来なかった。

「美希行くね」

そう言って美希は、黒井社長に続いて店を出て行った。
この数日後、『星井美希電撃移籍!!』がテレビなどで話題になった。
私の中であの日は、アイドル星井美希と友達になれた日であり、
『絆と孤独』どちらが大事なのか強く疑問に思った日だった。


おわり
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