春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
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亜美と真美のお願い

これはアイドルマスターの二次創作SSです。
多少設定とは違うかもしれませんが、気にしない方はこのまま前進。




『おはっよー!兄ちゃん、綾乃ねーちゃん!』

ここは765プロの事務所。プロデューサーの青年と同じくプロデューサーの
綾乃が出社した矢先に亜美と真美に声を掛けられた。

「おう……、朝から元気だな。さすがチビッコだ……ふぁ~あ」

「それにしても、今日はいつにも増してね。どうしたの、二人とも?」

「ぶう~!ひどいよ二人して~!」

「そうだよ~!今日が何の日か忘れちゃったの~?」

亜美と真美にそう言われ、二人は腕を組んで考える「フリ」をした。

「ん~……何かあったっけな?」

「そうね~……何かあったかしらね?」

二人がそうしていると、亜美と真美は不機嫌そうに頬を膨らませていた。
それを見て、プロデューサーと綾乃は笑ってしまった。

「ははは、冗談だって。怒るなよ……、ほれ、コレやるからさ」

「ごめんね、ちょっとからかってみたくなったの。じゃあ……
 はい、プレゼント!」

そう言って、二人はプレゼントの箱を出した。それを見て、さっきまで
不機嫌だった亜美と真美はパッと明るくなった。
今日は5月22日。亜美と真美の誕生日である。

「わー!ありがとう、兄ちゃん、綾乃ねーちゃん!」

「ねぇねぇ、開けてもいい?」

「ああ、いいぞ」

ガサガサ!ガサガサ!

「わっ!すごーい!」

「すっごく綺麗なネックレスだ~♪しかも、亜美とおそろいだ~!」

プロデューサーが送ったのは二組のネックレスであった。二人はそれが
かなり気に入ったらしく、早速身に着けていた。

「どお?似合ってるかな~?」

「兄ちゃん、感想は?」

「え~と……意外と似合ってる」

「まったく、もうちょっと素直に感想が言えないの?さて、私のも開けて
 みてよ」

綾乃にそう言われてもう一つの箱を開けるとそこには……

「おお~!これって、リップだ~!」

「いいの、綾乃ねーちゃん?」

「うん。二人とももうちょっとしたら中学生なんだし、ちょっと位は
 背伸びしてもいいでしょ」

「つっても、まだチビッコだぜ?」

「女の子はね、男の子より早めに大人っぽくなるものなのよ。
 ほら、二人とも付けてあげるからいらっしゃい」

『はーい!』

元気よく返事をすると、二人とも綾乃の方へと駆けて行った。

「ふう、やれやれ……」

一人、カヤの外なプロデューサーは、すっかり冷めてしまったコーヒーを
飲みながら亜美と真美のメイクが終わるのを待っていた。

「はい、終わり」

「どうどう?兄ちゃん~♪」

「亜美たち、せくし~でしょ?」

「……ぶっちゃけ、あんま変わってねえよ」

ため息を吐きながらプロデューサーはそんな感想を述べた。亜美と真美は
そんな反応に納得行かないようだ。

「う~ん、兄ちゃんのリアクションがイマイチだよ」

「やっぱり、真美たちもミキミキみたいにないすばで~にならなきゃ
 だめかな?」

「う~ん、二人がもしも美希ちゃんみたいだったら、私を含む何人かが
 すごくテンションが下がるんだけど」

「あ~……何となく分かったような気がする。あえて、名前は伏せるが」

「でもでも、兄ちゃんはミキミキみたいな方がスキでしょ?」

真美がプロデューサーにそう聞くと、亜美と綾乃も答えが気になるのか
ジッとプロデューサーの方を見ていた。コレに困ったのはプロデューサー
本人である。

「ん~とだな……正直、俺は見た目は気にしないぞ」

「お~……兄ちゃんうまい逃げ方だ」

「そうね、無難すぎる回避法ね」

プロデューサーは亜美と綾乃の方を思いっきり睨むと、二人そろって
視線を逸らした。

「まったく……それにしても、お前らも中学生になるんだよな」

「そうだよ。あ、もしかして兄ちゃんの守備範囲?」

「……そんな特殊な趣味はしてねえよ。いや、何ていうか時間が経つのって
 早いなって思ってな」

「そういえばそうね。私がここに来て、亜美ちゃん真美ちゃんの面倒を見るよう
 になってから、結構経ったわね。……ねえ、二人とも。私ってうまくやれてる
 のかな?」

綾乃がそう聞くと、亜美と真美はすぐに答えた。

「うん♪結構うまくやってると思うよ♪」

「亜美もそう思う!だって、綾乃ねーちゃん優しいし、面白いし♪
 それに、ちゃんとレッスンもしてくれるし」

「うう~……、二人ともありがとう~!」

綾乃はそう言って二人まとめて抱きしめた。亜美と真美はジタバタしているが、
こうなっては逃げれない。

「う~!こ、コレが無ければもっといいのにね~」

「あ、綾乃ねーちゃん、くるしいよ~……」

「まあ、いいじゃねえか。いつまでこうやってバカな事してられるか
 わからないんだしな」

プロデューサーがそんな事を言うと、3人ともピタッと動きを止めて
しまった。

「兄ちゃん、それってどういう事?」

「兄ちゃん、まさか765プロやめちゃうの?」

「ああ、そうじゃねえよ。いつかはさ、お前らだって俺たちから離れて
 いくんだって事」

「そっか……それもそうよね、すごく寂しいけどいつかはそういう日も
 来るって事よね」

二人がそう言うと、亜美と真美は突然それぞれに抱きついてきた。

「なっ!なんだよ!」

「わわっ!どうしたの?」

綾乃とプロデューサーが驚いていると、亜美も真美も泣きそうな顔で二人の
顔を見ていた。

「兄ちゃん~、そんな事言わないでよ~!」

「そうだよ~!亜美も綾乃ねーちゃんとずっと一緒にいたいよ~!」

「い、いや、そう言われてもな……ああっ!泣くな、泣くなよ!」

「……亜美ちゃん、真美ちゃん」

「亜美たち、プレゼントとかいらないから~!お願いだよ、兄ちゃん~!
 綾乃ねーちゃん~!」

「真美もガマンするから~!」

二人があまりにも必死にお願いをしてくるので、プロデューサーと綾乃は
頷くしかなかった。

「わかった、わかったよ。たく、仕方ねえな……お前らが飽きるまで
 一緒にいてやるよ」

「私も。だから、もうそんな顔しないで二人とも」

「ホント?ぜっ~ったいだからね、兄ちゃん、綾乃ねーちゃん!」

「二人とも約束だからね!忘れちゃったりしたらイヤだよ!」

亜美と真美はそう言うと、プロデューサーと綾乃に強制的に指切りをさせた。

「やれやれ、針千本じゃすまなそうだな」

「まあ、約束を破る気なんてないけどね。あなたもそうでしょ?」

「……うるせえよ」

「ん~、もっと指切りよりもいい方法ないかな~?」

「そうだね?。う~ん……」

亜美と真美がそんな事を言った時、綾乃がニヤリと妙な笑い方をした。
それと同時に、プロデューサーはすごく嫌な予感がした。

「それなら、すごくいい方法があるわよ。二人のどっちかが、彼のお嫁さんに
 なればいいのよ♪」

『おお~~!』

「なっ!あ、綾乃、お前な~!」

「なに?私は二人の意見を参考に、最善の策を考慮したつもりよ」

腕を組みながら得意げに綾乃はそう言った。プロデューサーはこの後の展開が
読めたのか逃げようとするが、既に亜美と真美に腕を捕まれて逃げ出せなかった。

「う……」

「兄ちゃん!兄ちゃんは亜美の方が好きだよね~!」

「え~~!そんな事無いよね、兄ちゃんは真美の方が好きだよね?ね?」

正直、こんな時になんと言えばいいのかまったく頭の中に入っていない
プロデューサーは口をパクパクさせるだけだった。

「あらら、両手に花で羨ましいわね~」

「お前……後で絶対に覚えて置けよ」

綾乃を睨みつけるプロデューサーだが、その間も亜美と真美に腕を
引っ張られ続けていた。

「兄ちゃ~ん!どっちがいいの~!」

「ぜ~ったい、真美だよね!そうだよね~!」

「……あ、頭痛い」

「まあ、私は近くで仲の良い3人を見守ってるわね♪」

いつも通りの賑やかな日常。いつまで続くのか分からないが、亜美と真美の
二人と楽しく過ごして行きたいと思った。

『兄ちゃ~ん!どっちなの~!!』

「言っておくけど、約束は破ったりしたらダメよ。私もできるだけ二人と
 いるからね」

「も、もう勘弁してくれよ……」

おわり。
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【 2007/11/20 (Tue) 】 アイマスのSSですよ♪ | TB(0) | CM(0)
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