春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
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第一級フラグ建築士 ナズーリン

このSSは東方プロジェクトの二次創作です。
多少、設定と違うかもしれませんのでご注意を。

このSSではナズーリンさんはどこぞのラノベの主人公並みに
カッコいいです。かわいいナズーリンをお求めの方は戻った方が
いいかもしれませんね。

あと、久々にノーブレーキで爆走しますね。

ナズーリン「まったく、迷惑な話だよ」


ある日の命蓮寺。寺の居間には聖をはじめとしたみんなが呼び出され、
とある議題について話し合いが始まろうとしていた。

『第一回!チキチキ!ナズーリン、イケメンすぎるだろ裁判ー!!』

ワー!パチパチパチ!!と、ナズーリン以外の皆がノリノリで拍手をしていた。

「……さて、夕飯の準備でもするかな」

何も無かった事にしてナズーリンが立ち上がると、村紗がそれを遮った。

「待ちなさい!逃がさないわよ!」

「ねえ、村紗。一応聞いておくけど私は何か悪い事でもしたのかい?」

「それをこれから話していくのよ。ここに居るみんながナズーリンの
 被害者なんだから」

「はあ・・・やれやれ」

ナズーリンは『まあ、いつもの事か』と割り切って座り直した。

「じゃあ、最初は寅丸から言ってやんなさい」

「ご主人?私に何か不満でもあるのかい?」

「うん・・・不満というか、ちょっと・・・」


証言 その1 寅丸星の場合

その日、私はいつもの様に無くし物をしてしまい、それをナズーリンに
見つけてもらっていたのです。いつもの事とはいえ、あまりに申し訳ないと
思った私はナズーリンにこう言いました……。

『ナズーリン・・・その、いつも迷惑ばかりかけてすいません。
 それで私が言うのもなんですが、ナズーリンはもっとしっかりした
 主人に仕える方が良いと思うのですが・・・』

そこまで私が言うと、ナズーリンは人差し指で私の口を押さえて私に言いました。

『ご主人、そんな事を簡単に言うものじゃない。確かに最初は毘沙門天様からの
 命令でしたが、今は私の意志であなたに仕えているのです。だから、
 そんな事を言わないでくれると嬉しいな』

『ナズーリン……』

『それに・・・少し抜けている位が可愛らしくて良いと思うけどね』

『なっ、なななっ!?』


「……と、いう事がありました。うう、思い出しても恥ずかしい」

そう言って、寅丸は真っ赤な顔で下を向いてしまった。

「き、聞いてるこっちも恥ずかしかったわ・・・。さあ、どうなのよ!
 何か言いたい事はあるの、ナズーリン!」

と、裁判の検事の様に指を指す村紗だったが、ナズーリンはいつもと変わらぬ
様子で答えた。

「あー、そんな事もあったね。しかし、あの時のご主人は本当に可愛かったと
 思うよ」

「はうっ!?ナ、ナズーリン!もうやめてください?!」

「くっ、まったく反省の色無しか。なら、次の被害者の証言だ!」

村紗が次に証言を求めたのは一輪であった。

「はて?私は一輪に何かしたかな?」

「あ、あんたね~!あの時の事は忘れたくても忘れないわよ……」


証言 その2 雲居一輪の場合

私は悩んでいた。人里の子供達が寺に遊びに来た時に……

『あれ?うんざんといっしょのおねーさんってなまえなんだっけ?』

『しらなーい』

そんな子供の無邪気な一言に私は深~~く、悩んでいた。

『はあ・・・』

『おや?一輪、どうかしたのかい?』

『ナズーリン・・・実はね』

私は事情をナズーリンに話した。すると、こんな事を言ってきた。

『ふむ、だったら一輪もおしゃれをしてみたらどうかな?』

『えっ?そんな事言われてもどうすればいいのか分からないわよ』

『うーん、なら、こうしてみたらどうかな・・・』

ナズーリンは私のいつも被っている頭巾を外し、髪を出させた。

『な、何するのよ!?』

『何って、この方が魅力的だと思ってね。せっかく綺麗な髪をしているのに
 いつも勿体無いと思っていたんだよ』

『ちょっと!何言ってるのよ!?わ、私なんかそんな・・・』

『そうかい?試しにそのまま里に出てごらん。みんな放って置かないと思うよ』

『っっっ!?』


「・・・ってな事があったわよ!忘れたの!?」

「ああ、思い出したよ。で、評判は良かったのかい?」

「え?ま、まあ、そこそこは……」

「ちょっと、一輪。何、まんざらでもないって感じでいるのよ」

村紗が一輪をイカリで突いていると、今度はぬえがナズーリンの前に
出てきた。

「今度は私の番よ!覚悟しなさい、このネズミ!」

「やれやれ、相変わらずキミは元気だね」


証言 その3 封獣ぬえの場合。

『こらー!ネズミー!小傘と馴れ馴れしくするなー!』

『いや、どっちかというと小傘が私に寄ってくるんだがね』

その日も私はナズーリンが小傘にちょっかいを出していたのでそれを
怒っていた。

『う・・・とにかく!ダメったらダメだ!』

『ふう、まったくキミはしょうがない子だな。でも、少しうらやましいね』

『え?何が?』

『小傘だよ。そんなに想ってくれる友人が居てくれるなんてね。
 私とは大違いだね』

『あ・・・いや、私は別にアンタの事は気に食わないけど・・・嫌いって
 訳じゃないから』

今考えると、我ながらなんてテンプレなツンデレ台詞を言ってしまったの
だろうと死ぬほど後悔。穴があったら埋まりたい。

『ふふっ、ありがとう。キミのそういう所は私も嫌いじゃないよ』

『ば、ばかっ!あんたにそんな事言われても嬉しくも何とも無いんだからねっ!!』


話を聞き終わった村紗はぬえの肩をポンと叩いて一言。

「……ぬえ、あんた完全にツンデレキャラじゃないの」

「ぬえぇぇぇ!!言うなぁ~!!」

ぬえは頭を抱えて数日前の自分の事を嘆いていた。

「そういえば、村紗は何か無いのですか?」

「私は大丈夫よ、寅丸。私には『耐ナズーリン属性』があるからね!」

そう言い胸を張る村紗。

「な、何だか分からないけど凄そうですね・・・」

「えっと・・・次は私でいいのかしら?」

と、やや控えめながらも手を上げたのは聖だった。

「やれやれ。聖、あなたまで私に何かあるのかい?」

「だ、だって、昨日はナズーリンに驚かされちゃったから・・・」

「昨日?・・・ああ、聖がお風呂でのぼせて大変だったね」

「うう~、その原因ってナズーリンなのよ」

「え?」


証言 その4 聖白蓮の場合。

昨日の事なんだけれど。私はナズーリンと一緒にお風呂に入っていたの。
それで、一緒にお湯に浸かっていた時なんだけどね……

『ふう、いいお湯ね~』

『そうだね。……じー』

『ナ、ナズーリン?さっきから私の事をじっと見てどうしたのかしら?』

『ああ、すまない。ちんちくりんな私とは違って、聖は本当に女性として
 綺麗なものだなと思ってね』

なんて事をいきなり言われたものだから、本当にびっくりしちゃったわ。

『そっ、そんな事ないわよ。ナズーリンだって、十分可愛らしいわ』

『ふふっ、ありがとう聖。さて、私はそろそろ上がらせてもらおうかな』

『あら?もう出るの?』

少し早い様なと思っていると、お風呂場から出る時にナズーリンはこんな事を
言い残していったの。

『ええ。このまま入ってると、聖に見とれてしまってのぼせてしまいそう
 だからね。それじゃあ、聖ものぼせない内に出るんだよ』

『は・・・はい』

その後、私はナズーリンから言われた事が忘れられなくて結局のぼせて
しまったのだけれど……。


「ああ。それであの後、聖は湯船に浮かんでいたのかい」

「わかったかい、ナズーリン。私たちだけならまだしも、姐さんにまで手を
 出したんだ・・・覚悟してもらうよ!」

「覚悟って、私をどうするつもりだい?」

「それは・・・姐さん、どうしますか」

「そうね。まあ、あんまりひどい事は私もしたくないし。だから、ナズーリン
 には簡単な罰を受けてもらいます」

ナズーリンは『なんだ、そんな事か』と、気楽に構えていた・・・が。

「じゃーん♪この前、紅魔館に行った時に貰ってきたメイド服を着てもらいます♪」

聖が楽しそうにメイド服を出した瞬間、ナズーリンは部屋からの脱出を試みた。
しかし、出口は寅丸や一輪達がすでに固めていた。

「くっ、そう簡単には逃がしてくれないか・・・」

「ごめんなさい、そう簡単には逃がさないわよ~♪」

と言いつつも、楽しそうにナズーリンににじり寄る聖。

(クールになれ、ナズーリン!どこかにきっと突破口があるはずだ!・・・多分)

だが、多勢に無勢なナズーリンは正直焦っていた。

その時だった。唐突に閉ざされていたふすまが開き、何者かが入ってきた。

「こらー!!ナズちゃんの事いじめるなーー!!!」

「え?こ、子傘?」

突然部屋に入ってきた子傘に、ナズーリンだけでなく聖たちも驚いていた。

「みんなしてナズちゃんいじめちゃダメー!」

「子傘ちゃん?あ、あのね、別にいじめてるわけじゃなくってね!?」

「そ、そうだ!これはこのネズミが悪いから!」

「う~!聖もぬえちゃんもきらい~!」

『すいませんでしたー!!』

「土下座早っっ!?」

土下座までの時間、わずか0.3秒。

「ナズちゃん、大丈夫だった?」

「あ、うん・・・ありがとう」

「おや、珍しいですね。ナズーリンがそんな風に恥ずかしがるなんて」

と、寅丸がナズーリンに言うと、意外な答えが返ってきた。

「い、いや・・・子傘みたいな子は苦手というか、その・・・こそばゆいと
 いうか」

「なんだ、ナズーリンにも大事な友人がいるんじゃないですか」

「べ、別に特別に大事ってわけでは!?」

「・・・あのナズーリンがあんなに赤くなってる」

「子傘・・・恐ろしい子!?」

「え?なになに?わちきが何かした?」

この日、妙蓮寺で子傘は『耐ナズーリン用最終兵器』として認定されたのであった。


おわっとく。
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【 2011/04/15 (Fri) 】 東方SS | TB(0) | CM(0)
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