春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
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キラキラな誕生日。

こちらのSSは『アイドルマスター2』のSSです。
多少設定が違っていたり、オリジナルなPが出ますので
気にしない人だけ進んでくださいね。

美希の誕生日のお話です。





それは美希の誕生日の数日前。
765プロのプロデューサーであるみちるは美希に

『もうすぐ美希ちゃんの誕生日だけど。何かプレゼントのリクエストはあるかな♪」

と、聞いてみた。そして、しばらく考えた後、美希は事務所のみんなが驚く
とんでもない事を言い出した。

『ミキ、みちるとデートしたいのー!』


そして、11月23日……

美希は待ち合わせ場所の公園で、ウキウキしながらみちるの事を待っていた。

「ま~だかな~♪ま~だかな~♪」

そして、その後ろで動く影。

「・・・ねえ、何で私たちはこんな事してるの?」

「こんなことする必要あるのかしら・・・」

と、春香と千早が愚痴を言う。

「何言ってるのさ、二人とも。あのみちるねーちゃんとデートだよ。二人とも
 ちょっと想像してごらんよ・・・」

そう真美に言われ、しばし考える春香と千早。

「……身を守る自信が無い」

「ま、まあ、何されるか分からない所は怖いわね」

「でしょ。だから、ミキミキを守るために真美たちが立ち上がらなきゃ」

「・・・ちなみに何で私たちだったの?」

「え?二人で事務所でイチャついてたから」

「そっ、そんな事っ・・・」

そう千早が大きな声を出しそうになった時。不意に美希が振り返ったので
3人は急いで隠れた。

「あれ?今、千早さんの声が聞こえた様な気がしたの?」

美希があたりをキョロキョロしていると、そこへみちるがようやくやってきた。

「ごめんね、美希ちゃん。服選びに時間掛かっちゃって」

「わ~・・・みちる、今日は男の子みたいな格好なの~」

美希の言うとおり、今日のみちるの服装はいつもとはかなり違っていた。
普段のみちるはフリルがいっぱい付いた可愛らしい服ばかり着てくるのだが、
今のみちるはまったく正反対のボーイッシュな服で、髪も後ろに結んでいた。

「いや~、一応デートだしね。そのままでも良かったけど、美希ちゃんは
 この方が喜ぶかな~って思ってさ」

「うん♪いつものみちるでも全然良かったけど、デートっぽくてイイ感じなのー♪」

「よかった、これでも一生懸命選んだんだよ。それじゃ、行きましょうか♪」

「はーいなの♪」

そう言い、美希とみちるは腕を組みながら歩き始めた。

「ふう、さっきは危なかったね」

ガサガサと草むらから顔を出したのは春香たちだった。

「もう~!千早お姉ちゃん、もうちょっとでバレるとこだったじゃん~!」

「だって・・・真美があんな事を言うから・・・」

「え?千早ちゃん何か言った?」

「は、春香!何でもないの!気にしないで、あはは・・・」

「・・・えーっと、お二人さん。そろそろ、ミキミキたちを追いかけたいんだけどー」


みちると美希の二人がやってきたのは、最近出来た大型の
ショッピングモールだった。

「ここ、一回来てみたかったんだ~♪」

「ここって・・・伊織ちゃんのトコの系列だよね?」

そう言い、みちるは大きく『ミナセ・ショッピングタウン』と書かれた看板を
指差していた。

「そうなの。デコちゃんが言ってたの聞いて、行ってみたいな~って」

「へー。それじゃあ、色々とお店を見て回ろうか」

「うん♪」

そんな美希とみちるの少し後方で、春香たちがようやく
追いついた。

「あ、いたいた。それにしてもおっきなショッピングモールだね」

「・・・それよりも、この帽子はなんなの真美?」

「変装だよ。こういう時はやっぱし変装しないとね~」

「それで真美は春香のリボンを借りてるのね」

千早の言ったように、真美は春香のリボンを借りて着けており、
千早は帽子を被らされている。

「あのー?なんで私には何も無いの?」

「え?だって、はるるんはそれで十分変装になってるし」

「……私って、リボンで判別されてるの~?」

「あっ、二人が行っちゃうわ。早く行かないと」

そう言い、千早は美希たちに気づかれない様に尾行を開始した。

「・・・もしかして、千早お姉ちゃんちょっと楽しそう?」

「うん、楽しそうだったね。なんでだろ?」


春香たちが尾行するなか、美希とみちるはある店の前で立ち止まった。

「ねえねえ、このお店に入ろ♪」

「いや、別にいいんだけど。何故にこのお店?」

みちるが疑問に思っているお店とは、女性用の下着を売っているお店だった。

「うーんとね。ミキ、いま使ってるブラが合わなくなってきたから、新しいの
 みちるに選んでもらおうと思って~」

『うそっ!?』

「あれ?今、みちるの声が誰かとハモらなかった?」

「そういえばそんな気も。気のせいかな?・・・って、美希ちゃん
まだ成長するの?なんて恐ろしい子」

「あっはは、そうだよ☆あずさや貴音には負けないの~!」

「勝つ気なんだ・・・ま、まあ、上を目指すのは良い事なのかな?」

「そんな事より、早く入るの~♪」

みちるは美希に腕を引かれながら店へと入っていった。

「お店に入ったみたい。はあ、さっきはびっくりしてつい声を出しちゃったよ」

「いや~、はるるんじゃなくてもアレは驚くって。ミキミキさすがだね~」

と、春香と真美が美希の(一部の)成長に驚いている横で・・・

「……別に気にしない……気にしない……気にしない」

千早がぶつぶつと独り言を言っていた。

店に入ったみちると美希は店内を歩きながら美希の新しいブラを
選んでいた。

「へー・・・ふーん」

「ん?みちる、さっきからキョロキョロしてどうしたの?別にみちるはこういう
 お店珍しくないよね?」

「まあ、そうなんだけどさ。ほら、私はごらんの有様じゃない」

みちるは自分の残念な胸をペシペシ叩きながらそう言った。

「だからさ、大きなサイズが置いてあるコーナーに入るのは初めてなのよ。
 いやー、なんかその・・・別世界だな~と思ってね」

「そうなんだ。・・・あっ!ねえねえ、これなんてどうかな~?」

「・・・いやいや。美希ちゃんにはそんな女スパイが着けてそうな黒の
 セクシー下着は早いって」

「えー!ミキはイケると思ったのにな~」

「そういうのは貴音ちゃんにでも任せておきなさい。うーむ、美希ちゃんに
 似合いそうなのは~・・・」

そう言いながら、みちるは美希に似合いそうなのをいくつか選んでいった。

しばらくして、買い物を済ませたみちると美希が見せの外に出てきた。

「みちる、選んでくれたうえに買ってくれてありがとね☆」

「別にいいってば。今日は美希ちゃんの誕生日なんだから、私はいくらでも
 エスコートします。にゃはは~♪」

「・・・えへへ。本当に嬉しいな」

「さて、そろそろお腹空いてきたし、お昼ご飯でも食べようか」

「はーいなの!」

二人が食事をする所を探しに歩いていくのを確認して、春香たちも姿を
見せた。

「な、なんか、本当にカップルのデート見てるみたいだったね」

「そ、そうね。なんだか見てて恥ずかしくなってきたわ・・・」

と、春香と千早は顔を赤くしていた。

「まあ、みちるねーちゃん男の子だったら、何人も女の子泣かせてそうだけどね」


その後も、美希とみちるは食事をしたり、買い物をしたりと、先ほど春香が
言った様に本当の男女のカップルの様にデートを続けた。

一方、そんな二人の後をつけている春香たちは。

「う~・・・なんか、見てて悲しくなってきちゃった。私は何やってんだろう~」

「そ、その、春香が良ければ私が一緒に・・・」

「おおっ!はるるん、千早お姉ちゃん!ちょっとしたイベント発生だよ!」

「え?なになに?」

「あう・・・」

真美の言ったとおり、美希とみちるの前に少々予想外な人物たちが
現れた。

「ん・・・なんでお前らがここにいるんだよ?」

「これは765プロの可愛らしいお嬢さんたち。お会いできて光栄ですよ」

「あ、765プロのプロデューサーちゃんじゃん。やっほー」

二人の前に現れたのはジュピターの三人だった。

「あー・・・961プロの3バカか」

「誰が3バカだよ!?」

「うっさいわね~。そんなんじゃ大きくなれないわよ」

「うるせえ!めちゃくちゃ小さいお前に言われたくねえよ!」

「私は小さくてもこの世の頂点に達するほど偉いから良いのよ!
 そんな事もわからないの?可哀想に・・・自分よりも遥かに上の存在に
 気が付かないなんて♪」

「だー!コイツやっぱムカつくぜーー!」

冬馬はみちるの手のひらで見事に踊らされていた。

「わー。みちるにいいようにされてるのー」

「基本的に冬馬はあの子と相性が悪いみたいだからね」

「あはは!冬馬君、かっこ悪い~!」

「お前らもうるせえよ!つーか、何でお前らまでそっち側みたいな顔してんだよ!」

冬馬にそう言われて北斗と翔太は顔を見合わせて一言。

『その方が面白そうだから』

それを聞いた冬馬はガックリと膝をついた。

「な、なんかちょっとかわいそうなの・・・」

「ダメよ美希ちゃん。痛めつける時は徹底的にしないと~♪」

「お・・・鬼かてめえは・・・」

「ほら、冬馬。まだ撮影が残ってるんだから行くよ」

「いやー、プロデューサーちゃんと冬馬君のケンカはいつも面白いね。
 それじゃ、またねー!」

そう言い、すっかりテンションダウンした冬馬を抱えながら去っていった。

「あー、スッキリした。ホント、冬馬って壊し甲斐のあるおもちゃだわ♪」

「みちるってすごいよね。普通ならあんな風に男の子とケンカできないよ」

「大した事無いわよ。そりゃあ、リアルにケンカになったら勝てないけどさ、
 口の悪さでなら人を死なせる所まで追い込める自身があるわ」

「わー・・・みちるとはゼッタイに口げんかしたくないの」

その様子を離れた所で見ていた春香たちは・・・

「みちるちゃんには口げんかで挑まないようにしよう・・・」

「いや、765プロでそんな命知らずはいないと思うよ、はるるん」

「そ、そうね・・・」

三人ともみちるの恐ろしい毒舌力を知っているだけに、『もし口げんかに
なったら』と想像して背筋が寒くなっていた。

「おっと、もうこんな時間か。明日もお仕事あるし、そろそろ駅まで送るわ」

「え~!もう時間~!残念なの・・・」

残念そうな美希をなだめながら、みちるは美希を駅まで送っていく事にした。


「さて、今日は楽しかったかな?」

「うん!すっごく楽しかったの!」

別れ際、みちるは今日の感想を美希に聞いていた。

「そっか、よかった。それじゃあ・・・はい、プレゼント♪」

「え?」

みちるは美希にリボンの付いた小さな箱と手渡した。

「開けてみてもいいの?」

「もちろん~!一生懸命選んだんだよ♪」

美希がドキドキしながら箱を開けると、星が付いたシルバーのリングが
入っていた。

「わぁー・・・ほ、ホントにいいの?」

「うん。どうですか、お気に召しましたかお嬢様?」

「みちる~!本当にありがとうなのー!もう、大好きなのー!」

プレゼントに大喜びな美希はみちるの事を力いっぱい抱きしめていた。

「もう、美希ちゃん~!さすがに恥ずかしいよ~!」

「別にいいの。だって、みちる今日はミキのカレシなんだから♪」

「にゃはは、困った彼女だね。さて、本当に遅くなっちゃうからそろそろ
 行った方がいいよ」

と、みちるが促すのだが美希は何故か動こうとしなかった。

「あ、あれ?どうかしたの、美希ちゃん?」

「ねえ、みちる。こういう時って、お別れのキスとかしてくれないの?」

「むう、そうきたか。そんじゃあ、これでひとつご容赦を・・・」

そう言い、みちるは美希の手にキスをした。

「んー、しょうがないからこれでガマンしてあげるの」

「それはよかったわ。じゃあ、また明日ね」

「うん!みちる、バイバイなのー!」

名残惜しそうではあったが、美希は手を振りながら駅の構内へと
消えていった。

「・・・さーてと。そこでず~~~っと後をくっついてきてるネズミさんたち。
 そろそろ出てきたらどうかな?」

『ギクッ!?』

みちるは春香たちが隠れている場所を指差した。
すると、観念したのか3人が姿を現した。

「ご、ごめんね、みちるちゃん・・・」

「その、すいません・・・プロデューサー」

「みちるねーちゃん、いつから真美たちが尾行してるの知ってたの?」

「最初からよ。美希ちゃんは気づいてなかったけどね。・・・さーって♪
 三人はどんなおしおきがいいかしらね~♪」

ニヤリと天使のような悪魔の笑顔を浮かべるみちる。

『ご、ごめんなさい!!』

「しょーがないなー。今日は美希ちゃんに免じて許してあげる。でも、
 今度やったらこの寒い季節にスク水でデパートの屋上ライブだからね~♪」

春香たちは青い顔で縦に首を振った。

「それじゃあ、みんなも早く帰りなさい。明日遅れたら怒っちゃうからね」

「は、はい。じゃあ、また明日ね、みちるちゃん」

「今日はその、すみませんでした。それでは、また明日」

「今日はごめんね、みちるねーちゃん。でも、面白かったから亜美にも後で
 話してあげよっと。それじゃねー!」

三人と別れの挨拶を交わし、みちるは『やれやれ』とため息をついていた。

「まったく、みんなといると退屈しないね・・・って、うわっ!?」

不意に後ろから抱きつかれたみちるが振り向くと、帰ったはずの美希が
背中に張り付いていた。

「みーちーるー♪えへへ♪」

「あ、あれ!?なんで美希ちゃんがまだいるの!?」

「そんな事よりも・・・春香たちが着いてきてるのなんでミキに言わなかったの?」

「そんなの決まってるじゃない。せっかくのデートに水を差されたくないもん」

「う~!みちる!ホントに大好きなのー!」

嬉しさを爆発させた美希は、みちるの頬にキスしようと迫ってきた。

「美希ちゃん!こんな所でそれは恥ずかしいってば~・・・って!?
 なんで春香ちゃんたちまでまだいるの!?」

驚くみちるの前には先ほど別れたばかりの春香たちが立っていた。

「あ、あの~。千早ちゃんが明日のスケジュールを聞いておきたいって
 言うから戻ってきたんですけど・・・」

「そ、その・・・お邪魔でしたね」

と、赤面しながらこの場を去ろうとする春香と千早。

「春香ちゃ~ん、千早ちゃ~ん。ちょっと、お願いだからたすけてー。
 あと、真美ちゃん。ケータイで写真撮るのやめてー」

「いやー、二人の幸せそうな所をみんなにも教えてあげないと~♪」

「あはは☆みちる~!もう逃がさないの~!」

「うう~・・・捕まえるのは好きだけど、捕まえられるのはイヤ~!」


その頃。遠く離れた765プロでは。

「な、なに?このメールは・・・」

事務所で仕事をしていた律子が、真美から送られたメールをみて呆れていた。

「・・・まあ、仲良き事はいい事だ。そういう事にしておこう」

色々考えるのが面倒になった律子は、何事も無かった様に仕事に戻った。

そして、同じくメールを受け取った小鳥は……

「キャー!美希ちゃんとみちるちゃんが私の妄想を超えた関係にー!」

いつも通り、絶好調だった。


おわり☆
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【 2011/11/30 (Wed) 】 アイマス2のSSです☆ | TB(0) | CM(0)
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