春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
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ミキのめもりーず☆

これはアイドルマスターの二次創作SSです。
多少設定とは違うかもしれませんが、気にしない方はこのまま前進。




ミキがあの人の事を意識したのは、忘れもしないあの日の事なの……


                      某日 事務所前

「う~ん、今日も疲れたの~」

その日、ミキは綾乃さんとプロデューサーさんと一緒に事務所に
帰る途中だったの。その日も色々とお仕事があって、ミキはもう
ヘロヘロだったの。

「あのな、あの位でなんだよ。それに、これからもっと忙しくなるかも
 しれないんだぜ」

「そうね、やっと人気も上がってきて、一般の人にも知られるように
 なったんだし」

「う~、二人とも優しくないの~……」

しかも、もっと忙しくなるの?うう、ちょっとイヤだな~……。

「でもよ、感心してるんだぞ。正直、お前がここまでやるとは思って
 なかったんだからな」

「それはちょっとひどいんじゃない。美希ちゃんは、ちゃ~んと出来る子よ。
 ね、美希ちゃん♪」

「んー、そうなのかな?自分だと、ちょっとわかんないの」

確かに、学校の先生とかに同じ事言われた事はあるかも。
でも、なんかやる気が出なくっていうか……とにかくそんな感じなの。

「まあ、無理してもいい結果はでないし。お前の場合、自分のペースで
 やっていった方が良さそうだしな」

「そうなの?じゃあ、いままでどおりにの~んびり行くの♪」

「……前言撤回、ちょっとはがんばれ」

「あ、あはは……」

……相変わらず、プロデューサーさんって面白い人。だって、ミキの事
こんなに怒ってくれたりする人、いままでいなかったし。

「でも、私も同じよ美希ちゃん。あせる事は無いのかもしれないけど、
 私はもっと頑張ってる美希ちゃんが見てみたいな。きっと、他のみんなに
 負けないくらいステキなはずだから」

綾乃さんも同じなの。ウチのお姉ちゃんみたいだけど、お姉ちゃんみたいに
口うるさく言わないし、なのにちゃんとミキの事心配してくれたりするの。
二人とも、本当に変わってるの。

「なんだ、俺らの顔に何かついてるか?」

「……私、美希ちゃんに心配されるくらいお肌がピンチ!?」

「ううん、なんでもないの。……あっ、ネコなの♪」

わー、すっごくかわいいネコなの。迷子かな?やわらかくって気持ちいい♪
でも、その時……

パァーーーッ!!!!

「えっ?」

「み、美希ちゃ……!」

ガンッッッ!!!!

ドサッ!!!……………



……ミキ、どうなったのかな?なんか、体が重いの。
もしかして……死んじゃってたり……


「だ、大丈夫!美希ちゃん!!」

「ん……綾乃さ……ん?」

あれ?なんともない……なんで?
ミキがそう思ってると、ミキの上に誰かが乗ってるような……

「プ、プロデューサーさん!?……えっ、なんで?どうして?」

「美希ちゃんが車に轢かれそうになった時、気が付いたら彼が飛び出して
 ……それで」

「ウソ……。プロデューサーさん、起きてよ!ねえ!」

そんな、全然動かないの……。ミキのせいで、ミキの!

「プロデューサーさん!起きてってば!ミキ、もうワガママ言わない!
 ちゃんという事も聞くから、だから……起きて……よ!」

「美希ちゃん、落ち着いて!今、救急車呼んでるから!」

「イヤだよ、こんなの……。プロデューサーさん、プロデューサーさん!」


「…………う……うるせ……えよ」

えっ?……今、プロデューサーさん、しゃべったの?

「えっ!!だ、大丈夫なのあなた!?だって、車に……」

「い……ってぇ。ああ、ギリギリで避けれたと思ったんだけどな、
 ちょっとかすったみたいだな」

そう言って、プロデューサーさんが起きて来たの。
……よかった、本当によかったの!

「プロデューサーさん、その……」

ミキが助けてもらったお礼を言おうと思った時……

「バカヤロウ!!なんであんな危ない事したんだよ!!」

「ひうっ!」

急にすごい怖い顔で怒られたの……。ミキ、悪い事したとは思うけど
そんなに怒鳴らなくても。

「ちょっと、そんな風に怒鳴らなくてもいいでしょう。美希ちゃんも
 反省してるんだし」

「あ、あの、ごめんなさい!プロデューサーさん!」

「あっ……、俺もごめん、美希。悪い、怒鳴ったりして」

「なんで、プロデューサーさんが謝るの?悪いのはミキだよ」

ミキが聞くと、プロデューサーさんは黙って下を向いちゃったの……。
どうしたのかな?って考えてるとミキのお腹の辺りであのネコがモゾモゾ
動いてたの。

「あ、よかった。キミも無事だったんだね」

ミキがそう言うとお礼なのかな、「ニャ~」って鳴いてそのままどっかへ
行っちゃった。

「そうだ、ケガしてない二人とも?」

「うん、ミキは平気なの。プロデューサーさんは?」

「ん、あ~、ちょっとばかし腕すりむいたかな。あと、打ったのか
 背中が軽く痛い」

と言っても、血が出てるしすごく痛そうなの……。

「へ、平気なの?まあ、あなたの事だから大丈夫なんだろうけど……」

綾乃さんはそう言うとプロデューサーさんの頭をポカッと叩いたの。
なんで?

「まったく、あなたも無茶しすぎよ。もしも、あなたに何かあったら
 みんなだって心配するでしょう」

「綾乃さん、プロデューサーさんは悪くないよ。だから……」

「……いいんだよ。悪いな、綾乃」

プロデューサーさん、どうしたのかな?元気がない様な気がするの……。

「まあ、いいわ、二人とも無事だったんだし。さてと、救急車も来た
 みたいだし、話は手当てした後にしましょう」


その後、ミキ達は病院へ行ってプロデューサーさんの手当てをしてもらったの。
話を聞いた社長さんも来て、すごく心配してた。それと一緒に、
美希とプロデューサーさんにぶつかった車の運転手さんもペコペコ謝ってたの。

「本当に申し訳ありません!こっちも急に止まれなくって……本当に何て
 言っていいか」

「別にいいって。いきなり飛び出したのはこいつなんだし、こっちも
悪かったな」

「あの、ミキもごめんなさい。ミキのせいであんな事になっちゃって
 ……だから、ごめんなさい」

ミキ、一生懸命に謝ったの。だって、ミキのせいでこのおじさんにも、
プロデューサーさんにも迷惑かけちゃったし……。

「ま、美希に怪我が無かったから良しとするか。……怪我してたら容赦
 しねえけどな」

「は、ははは……。本当にすいません」

わ?、プロデューサーさん、ちょっと怖いの……、あっ、社長さんだ。

「ほ、本当に大丈夫なのかね?」

「あ?、もう平気だって言ってるじゃないかよ。腕をちょっと怪我したのと
 打撲だとさ」

「そうかね。それならいいんだがね……そうだ!明日は休んだ方が」

「あ・の・な~!」

プロデューサーさんが社長さんの首に腕を回してそのままギューッ!
ってしてる。い、痛そうなの。

「いたたたた!」

「心配しすぎだって?の!」

「わ、わかったわかった!ふう、確かに平気そうだね。では、私は精算など
 あるから行って来るよ。美希君、彼をお願いするよ」

「はいなの!」

「じゃあ、私もこれで。本当にご迷惑おかけしました」

「ああ、帰りは安全運転で帰れよ」

「はは……、肝に銘じます。それでは、お大事に」

わわっ、おじさんと社長さんは行っちゃった。……どうしよう、
何か話した方がいいのかな?

「え、えっと、プロデューサーさん。あの……」

「ん、どうした。そうだ、お前は本当に怪我しなかったんだよな?」

「う、うん。あのね、ミキ、お礼ちゃんと言ってなかったの。
あの時、助けてくれてありがとうなの」

あふぅ、やっとお礼が言えたの。でも、なんでだろう?
やっぱりプロデューサーさん、元気が無いみたい。

「ねえ、どうしたのプロデューサーさん。やっぱり、どこか痛いの?」

「そんな事はないぞ。……なんでそう思うんだよ」

うっ、そう言われてもミキも何となくとしか言えないの。

「それは、私が見ても表情が暗いからよ。はい、コレでも飲んだら。
 美希ちゃんにはコレね」

綾乃さんがミキにキャラメルマキアート、プロデューサーさんにコーヒーを
渡した。

「で、美希ちゃんも無事だったっていうのにどうしたのよ」

「やっぱり、ミキの事怒ってる?」

そう言うと、プロデューサーさんは首を振ったの。

「はあ……。お前らは、俺の家族がいないの知ってるよな?」

「えっ?……あ、前に聞いたの」

「確か、交通事故で……って、言ってたわよね。」

「そうだよ。だから……ちょっとだけ、あの時の事を思い出してな」

そう言うと、プロデューサーさんはミキの頭を撫でてそのまま
行っちゃったの。

「あれ、どこ行くの?」

「帰る……美希、約束してくれ。もうあんな事しないでくれよ。お前に何か
 あったら本当に俺、泣くかも知れないからな」

……行っちゃった。泣く?あのプロデューサーさんが?ミキのために?
ちょっと想像付かないけど、なんだろう、何か……嬉しかったの。

「ふう……。さて、帰ろうか美希ちゃん、送るわよ」

「ねえ、綾乃さん。どうして、プロデューサーさんあんな事
 言ったんだろうね」

「うーん……美希ちゃんの事、それだけ大事にしてるのよ。お仕事として
 じゃなくって、彼自身がね。あっ、もちろん私もだからね」

お仕事じゃなくって……か。帰り道を綾乃さんに送ってもらいながら、
ミキはずっとその事ばっかり考えていたの。

次の日。

今日はプロデューサーさんが来るよりも早く事務所でミキは待っていたの。
昨日の事とか、もっと聞きたい事もあるし。

「あれ?美希ちゃん、おはようございます。今日はどうしたの、
 いつもよりすごく早いけど」

「小鳥さん、おはようなの。えっと、プロデューサーさんは?」

「うーんと、もうちょっとで来ると思うけど。あっ、社長から聞いたけど、
 体とか大丈夫?」

「うん、平気だよ。小鳥さん、ありがとうなの」

う?ん、プロデューサーさんまだ来てないんだ。そうだ、小鳥さんなら……

「……ねえ、小鳥さん。昔のプロデューサーさんの事知ってる?」

「えっ?あ~、う~ん、知ってると言えば知ってるけど。あんまり
 話せないな」

小鳥さんが困った顔しちゃった。そんなに話し難い事のかな?

「でも、急にどうしたの」

「うん、なんだかね、プロデューサーさんの事いろいろと知ってみたく
 なったの」

「そうなんだ。まあ、コレだけは言えるかな、今とは全然違う人だったって」

それって前にも聞いた事あるけど、そんなに違ってたのかな。

「でも、最近のプロデューサーさん見てると……美希ちゃんの事、
 結構気に入ってるみたいだけどね」

「なんで?だって、ミキ、いっぱい迷惑掛けちゃってると思うの」

「それなら、とっくにプロデューサーさんは愛想をつかせてるし、
 心配してるからこそ仕事で厳しくしたり、昨日みたいに助けてくれるんじゃ
 ないかしら。さて、後は本人に聞いてみたら」

小鳥さんが指差した方を見ると、プロデューサーさんが大あくびしながら
こっちに来たの。

「プロデューサーさん、おはようございます」

「ああ、おはよう小鳥に美希……って!!美希だと!!」

あれ?なんか慌てて携帯電話を取り出してるの。

「な、なんだよ。遅刻したのかと思ったじゃねえかよ……。
 あ~、びっくりした」

「う~、プロデューサーさんあんまりなの~」

確かにいつもはもっと遅いけど……。

「そうですよ、美希ちゃんがかわいそうです」

「あー、悪かったよ。はあ……」

わわっ!プロデューサーさんがいきなりミキの頭撫でてきたの!

「ん、元気そうで何よりだ」

「う、うん。ミキは平気なの……、プロデューサーさんは?」

「同じく平気だ。さて、こんなに早く来てもまだやる事は無いぞ」

あっ、そうだった。プロデューサーさんに聞きたいことがあったんだ。

「あのね、プロデューサーさんは何であんな事したの」

「そんなの簡単だ。お前に怪我させたくないからだ」

何でだろうな?プロデューサーさん、他のみんなにも同じ事言うと思う。
すごくいい人だから。……でも、ミキ、すごく嬉しい。

「さてと、俺は仕事あるからお前はもうちょっとゆっくりしてろ。
 小鳥、コーヒー頼むな」

「はい。美希ちゃんもいる?」

「ミキはいいの」

ミキがそう言うと、小鳥さんは「すぐに持って行きますね」と言って
行っちゃったの。

「あのね、プロデューサーさん。ミキ、ど~してもお礼がしたいの。
 何でも言って、ミキが出来る事なら何でもするの!」

「そういわれてもな……。なら、一個だけ」

何かな、何かな?ミキがそう考えていると、プロデューサーさんがすごく
真面目な顔でこっちを見てきたの。

「な、なに?」

「なあ、美希。昨日、綾乃が言ってたの覚えてるか。もっと頑張ったらどうだ、
 ってやつ」

えっと……、言ってたような気もするの。

「だからさ、本気で頑張ってるお前が見てみたいんだよ。
 それに、見てて勿体無いんだよ。お前なら、他の奴にも負けないだけのものが
 あるのに、それをそのままにしてるのがな」

「……そんなのでいいの?」

「ああ、それでいい。だからさ、頑張ってくれよ美希」

プロデューサーさん、そう言ってまたミキの頭を撫でててくれたの。
な、なんだろう、いつもの事なんだけど、ミキ、すごくドキドキするの!?

「プロデューサーさん、お待たせしました。あらら、相変らず美希ちゃんに
 甘いですですね、プロデューサーさん♪」

「そんなんじゃねえよ。……ん?美希、なんか顔が赤いぞ?」

「な、なんでもないの!えっとね、プロデューサーさん。ミキ、これから本気で
 頑張ってみるの。だからね、ミキの事ちゃんと見てて!約束だよ!」

ミキがそう言って小指を出すと、プロデューサーさんも同じ様にしてくれた。

「ああ、約束な。それじゃ、コレ飲んだらレッスンだからな」

「はいなの~!」

……

…………

………………

その日、家に帰ってもミキはドキドキしてた。何でだかわからないけど、
プロデューサーさんの顔が頭から離れなかった。
どうしてだかわかんないからお姉ちゃんに聞いてみたら、こう言われたの。

              それが「恋」なんだよって……


おわり
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【 2007/11/20 (Tue) 】 アイマスのSSですよ♪ | TB(0) | CM(1)
あまーいですねー。あますぎるよーって感じです。
とても良かったです
【 2008/03/02 】 編集
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