春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
091234567891011121314151617181920212223242526272829303111

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【 --/--/-- (--) 】 スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

おうちでバースデー

こちらのSSは『アイドルマスター2』のSSです。
多少設定が違っていたり、オリジナルなPが出ますので
気にしない人だけ進んでくださいね。

誕生日おめでとうー!千早ー!





その日、私・・・如月千早は久々のオフだった。
だからと言って前日に夜更かしなどはせず、いつもの様に眠った。

そして、今は朝だと思うのだけど少し様子が変だった。
朝に鳴るはずの携帯のアラームがなぜか鳴る事がなかった。
それと……

「う・・・ん?誰か部屋にいるような・・・」

「あっ、千早ちゃんおはよー♪もうすぐ朝ごはんできるからねー♪」

「…………」

何故かプロデューサーが私の部屋にいて朝ごはんを作っていた。

「あれ?どうしたの、千早ちゃん。もしかして寝起き悪い方とか?
 だったら~♪目覚めのキスでも・・・」

ベッドがら起きた私はとりあえず真に教わった護身術の技をかけておいた。

「いだだだだ!ち、千早ちゃん!?いつの間にそんなアグレッシブな技をー!」

「それで、プロデューサーは朝から私の部屋で何をしてるんですか」

「う、腕が外れるかと思った・・・。いや、今日は千早ちゃんお休みで誕生日でしょ。
 だから、お祝いしてあげたいなーっと思って」

そういえば、今日は私の誕生日だった。たまたまオフがと重なっていたのね。

「でも、プロデューサー。わざわざ私の家にまで来なくても、事務所で
 やればよかったのでは」

それに今日はみんな仕事で遠出の人もいたはず。

「でも、せっかく千早ちゃん今日お休みなんだし、お仕事とか気にせず
 お祝いしてあげたいんだよ~」

「・・・そういえば、プロデューサーの仕事の方は大丈夫なんですか?」

「大丈夫!今日のために全力で仕事終わらせてきたー!」

なんというか、さすがプロデューサー。この人は目的のためなら何でも
してしまう。特にそれが自分の楽しみのためなら尚更だ。
でも、そこまで私の誕生日を楽しみにしてくれているのは正直うれしい。

「あのー、千早ちゃん?なぜに私の頭を撫でるのかね?」

「そうですね・・・えらい子だなと褒めてあげているんです」

「あう……私の方がお姉さんなのに~」

そうは言っても、プロデューサーの方が小さくて可愛らしい。

ピンポーン。

「こんな時間に誰かしら」

「春香ちゃんだと思うよ。今日は午前中でお仕事終わりだって言ってたし。
 もう少ししたら美希ちゃんも来ると思うよ」

プロデューサーに言われて気が付いたけれど、時間はもう11時すぎだった。
きっと、プロデューサーが私の携帯のアラームを止めたのだろう。

「千早ちゃん、お邪魔します。って、あれ?もしかしてまだ起きたばかりだった」

「え・・・あっ!」

そういえば、私はまだパジャマのままだった。

「き、着替えてくるわ・・・」

「うん、ゆっくりでいいよ。さーて、私もがんばってケーキを作るぞー♪」

なるほど。プロデューサーが料理担当で、春香がケーキ担当なのね。
それじゃあ、美希は?

「食べる担当・・・ふふっ、なんてね」

ちょっと可哀想かと思ったけれど、私はつい笑ってしまっていた。

着替え終わってリビングに戻ると、テーブルの上に朝食(もうお昼近いけれど)が
用意されていた。

「プロデューサー、ありがとうございます」

「気にしないで~♪千早ちゃんは今日はゆっくりしてていいからねー☆」

「そうだよ。なんたって、千早ちゃんは今日の主役なんだから」

そう言われても、何もしないというのもちょっと気が引ける。

「あの、何か手伝う事があれば言ってください。春香も何かあったら言って」

『…………』

なぜそこで二人とも無言になるのよ。

「プロデューサーと春香が言いたい事はなんとなく分かるわ。でも、私だって
 少しは・・・」

「えーっと……お気持ちだけ受け取ります」

「ち、千早ちゃんはお仕事で頑張ってもらってるし!本当にゆっくりしてて!」

・・・くっ、完全に戦力外通告だった。

しばらくして、さっきプロデューサーが言ったとおり美希もやってきた。

「お邪魔しますなのー☆わー、ミキ、千早さんの家初めて来たのー!」

「特に何も無くて面白くないと思うけど」

「そんなこともあるかな思って、ミキ途中で良い物買ってきたの♪」

そう言い、美希は持ってきた袋から大きなぬいぐるみを出した。

「ほらほら、コレ頭を叩くと……」

『ゆっくりしてってね!!』

「ねー♪おもしろいでしょー♪」

「・・・美希ちゃん。それはどこで買ったの?」

「途中のおもちゃ屋さんでワゴンにいっぱい入ってたの。すっごく安かったよ」

「それって、完全に売れ残りなんじゃ・・・」

「……かわいい」

『え?』

プロデューサーと春香は意外そうな顔をしてるけど、私はすごくこの子が
気に入っていた。

「あっ、千早さん。ソレはついでのプレゼントなの。ちゃんとしたプレゼントも
 用意してあるの」

「ありがとう、美希。これは大切にするわね」

『ゆっくりしてってね!』

「……なんか、感動のシーンが台無しになってる気が」

「ま、まあ、千早ちゃんが喜んでくれるならいいんじゃないかな?」


太陽も傾いてきた頃。テーブルの上にはプロデューサーや春香が
作ってくれた料理とケーキでいっぱいになっていた。

「これは明らかに作りすぎでは・・・」

「気にしない気にしない~!それじゃあ……」

『千早ちゃん(さん)!誕生日おめでとうー!!!』

「春香、美希。今日は私のために本当にありがとう。とってもうれしいわ。
 それとプロデューサーもありがとうございます。プロデューサーのおかげで
 今日来れなかったみんなからのメールがたくさん届いています」

さっきから私の携帯にはメールの着信音が鳴り響いていた。

「メールの方は何もしてないってば。みんな、千早ちゃんの事をお祝いして
 あげたいんだよ」

「そうですか。ふふっ、返事を返すのが大変そうです」

「さっそくだけど・・・はい、千早ちゃん。私からのプレゼントだよ」

「ありがとう、春香。開けてみてもいい?」

「うん。喜んでくれるとうれしいな」

春香にもらった袋を開けると、赤い色の可愛らしい手袋が入っていた。

「えへへ、私のとおそろいなんだよ」

そう言って春香は自分の手袋を見せた。

「春香、本当にありがとう。大事に使うわね」

「はーい☆次はミキなのー!千早さん、どうぞなの♪」

「美希もありがとう。いったい何をプレゼン・・・ト・・・」

美希からもらったプレゼントの中身を見た私はそのまま固まってしまった。
だ、だって・・・これは・・・。

「んー?美希ちゃんから何をもらったの?」

「そんなに千早ちゃんが困るような物送ったの?」

不思議そうにプロデューサーと春香が私が美希からもらった包みの中を
覗き込んできた。

「うわ~・・・これはまた・・・」

「セ、セクシーな下着だね。あはは・・・」

そう、美希が私にくれた物は……その、下着だった。

「千早さんもそういうの着けたら可愛いな~って思ったからそれにしたの♪
 あ、ちなみに美希とおそろいなのー☆」

「・・・えっと、ありがたく受け取らせてもらうけど、これ着けるかどうかは
 考えさせてもらうわ」

「えー!ぜったい似合うと思ったのにー!」

それは美希みたいなスタイルだったら……くっ。

「そういえば、みちるちゃんは何を持ってきたの」

「私のプレゼントはこの料理かな。ほら、千早ちゃんって自分で料理しないで
 近くのスーパーで半額弁当を勝ち取ってそうだから、手料理とか喜ぶかなと」

「プロデューサーが作ってくれた料理、どれもとてもおいしいです。
 とても懐かしい感じがしてうれしいです」

「でも、それだけじゃさびしいと思ってもう一個用意してあったり。千早ちゃん、
 携帯にやよいちゃんからのメール来てない」

プロデューサーに言われるままメール欄を開くと、確かに高槻さんから
メールが来ていた。

「・・・これですね。あれ、このメール動画付きなんですね」

「再生してみて♪」

ピッ。

再生した瞬間、私の目に飛び込んできたのは犬の耳を着けた高槻さん。

『伊織ちゃん、もうしゃべってもいいの?』

『いいわよ。さっき教えたとおりにね』

『うん!・・・千早さーん!お誕生日おめでとうございますだワン!』

『いい!やよい、すごくいいわ!!』

『やよい!もっと可愛くアピールだぞ!』

『え?えっと~・・・千早さん、今日は行けなくてごめんなさい。でも、また
 事務所で会った時にはたくさんお祝いしましょうね!ワンワン!』

『OKよ、やよい!ものすごくよかったわ!』

『……あのさ、いおりんとひびきん、テンション上がりすぎだと思うよ』

『さすがの亜美たちもドン引きだよね・・・。あとさ、お姫ちんも無言でシャッター
 切り続けるのやめてよ怖いから』

『いえ、やよいの可愛さを永久保存しようと思いまして』

『た、貴音!自分にもその写真見せてくれ!!』

『えーっと、こんなだけど千早お姉ちゃん、誕生日おめでとー』

『以上、カオスな現場から亜美と真美がお送りしましたー』


「……」

ピッ。

私はもう一度再生ボタンを押していた。

「ち、千早ちゃん?お願いだから帰ってきて~」

「あれ?私は普通の誕生日のメッセージ頼んだつもりだったんだけど・・・
 どうしてこうなった」

「あ~、千早さんが帰ってこないの~」

この動画は私の一生の宝物となった。……あとで四条さんに写真を見せてもらおう。


それからしばらくして。

「それじゃあ、お邪魔しました。千早ちゃん、また明日事務所でね」

「千早さん、また事務所でいーっぱいお祝いしようなの♪」

「ええ、二人とも今日は本当にありがとう。気をつけて帰ってね」

春香と美希を玄関で見送った私がリビングに戻ると、丁度プロデューサーが
後片付けを終わらせて台所から出てきた所だった。

「プロデューサーもすいません。後片付けをさせてしまって」

「別にいいってば。そうそう、残った料理は温めてまた明日にでも食べてね」

「はい。今日は何から何まで、本当にありがとうございます」

「にゃはは、そこまで感謝されることはしてないってば。そんじゃ、私もそろそろ
 帰ろうかな」

帰り支度をしているプロデューサーの後姿を見て、私はどうしても聞きたい事が
あった。

「プロデューサー、一つだけ聞きたい事があります」

「ん~、なにかな?」

「プロデューサーが作ってくださった料理を食べてて思ったんです。
 プロデューサー、私の母と話をしましたね」

私がそう聞くと、プロデューサーはビクッとして動きが止まってしまった。
・・・解りやすい人だ。

「え、あう、その……なんで分かったの?」

「今日の料理、私の母が昔よく作ってくれたものばかりでしたし……味の再現率が
 完璧でしたよ」

「うう、こんな時は私のすばらしい才能が恨めしい・・・」

それにしても、料理のレシピを聞いただけなのによくあれだけ真似が
できるものだと、ちょっと驚いた。さすがプロデューサー。

「・・・千早ちゃん、怒ってる?」

「いいえ。プロデューサーはプロデューサーの考えがあってしてくれた事
 ですし」

「う……やっぱりごめんね。余計な事だったよね」

悲しそうに下を向いてしまったプロデューサーに、私は怒ってなどいなかった。

「食べている時にも言いましたが、久しぶりにとても懐かしい気持ちに浸る事が
 できました。だから、そんな顔をしないでください」

「……う~、千早ちゃん、頭撫でないでよ~」

「ふふふっ、しょんぼりしているプロデューサーが可愛いからですよ」

とても小さくて可愛らしいけれど、心配してしまうくらい私達の事を優先してしまう
プロデューサー。私は本当にこの人に出会えてよかったと思う。

「プロ・・・いえ、みちるさん。みちるさんの優しさは、ちゃんと私には伝わって
 います。だから、そんな悲しそうな顔をしないでください。私は、プロデューサーの
 笑顔が好きなんですから」

「う、うん・・・千早ちゃん、なんかありがとうね」

「いいえ、こちらこそ。それでは、遅くなってしまうと大変ですし」

「もうこんな時間か。それじゃ・・・また明日ね、千早ちゃん♪」

ようやく笑顔に戻ってくれたみちるさんを見送った後、私はリビングで
美希からもらったぬいぐるみを抱いてみた。

『ゆっくりしてってね!』

「そうね、私はたくさんの事を急ぎすぎてるのかもね」

携帯を手に取り、みんなのメールを改めて見てみる。

「でも・・・こんな私を支えてくれるみんなの為にも、まだ休んでられない」

私は明日からもまた頑張ろうと思った。
そうする事が……私なりの恩返しなのだから。

「……それにしても。これはどうしようかしら」

私の視線の先にあるのは、美希にもらったあの・・・大人な下着。

「・・・ほ、保留で!」

とりあえず、私は見なかった事にしておいた。

その後、その下着がどうなったかは……内緒です。


おわり。
スポンサーサイト
【 2012/02/27 (Mon) 】 アイマス2のSSです☆ | TB(0) | CM(1)
お揃いときいて
わはーエクレアです!

まず千早誕生日おめでとう!!ですね。これからもプロデューサーと春香と末永くお幸せにです(笑)

SSを読んでいて、春香が千早にプレゼントで赤い手袋をお揃いだよって見せていたので、ちなみに美希ともお揃いだと言った瞬間、まさか美希は下着姿見せるのか!ガタッと考えた腐ったエクレアさんは穴掘って埋まっておきますね(笑)
【 2012/02/27 】 編集
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。