春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
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ひとつの傘に二つの心

このSSは東方プロジェクトの二次創作です。
多少、設定と違うかもしれませんのでご注意を。

ナズーリンさんの視点で進みます。

子傘とナズーリンがとにかくラブラブです。
……塩分を用意してっ!早くっ!!w





「ふう、丁度良いところにキミが来てくれて助かったよ」

「へへー♪お寺に行ったら、ナズちゃんは買い物に行ったって聞いて、
 そしたら雪が降ってきたから急いで来たんだよ♪」

私の隣で相変わらずの笑顔を振りまく子傘。
人里に買い物に出ていた私は突然振り出した雪にどうしたものかと
思っていたところ、子傘がやってきたのだ。

「・・・それにしても、ちょっとくっつき過ぎだと思うんだがね」

「そうかな?でもでも、最近ナズちゃんとゆっくりお話できなかったから
 嬉しいな~♪」

む、むう……いつもそうなのだが、子傘のこういう所はちょっと苦手だ。
どう反応していい解らない。

「えーと・・・新入りも増えたりしてるからね、色々と忙しいんだよ」

「そっか、それじゃあしょうがないね」

うっ、そんなにガッカリしないでくれたまえ。ものすごく悪い事をした
みたいじゃないか。

「でもさ、ナズちゃんってすごいよね。聖とか寅さんとかにも堂々としてるし」

寅さんっていうのは、もしかしなくてもご主人の事なんだろうな。

「わちきもナズちゃんみたいに堂々とした妖怪にならないと!・・・そうすれば、
 いいかげんにあの巫女とかにもいじめられないよね・・・あはは」

子傘の目が死んでいる。本当にあの巫女二人は妖怪よりタチが悪い。

「私はそんな立派な妖怪じゃないよ。だから、子傘も無理しないでいいと
 思うよ」

無理をしてまたひどい目に遭う子傘は見たくないからね。

「うん、わかったよ。えへへ、ナズちゃんはいつもやさしいね。
 いつもありがとう」

「べ、べつにお礼を言われる事は・・・」

あーもう。子傘の無邪気なあの笑顔に私は弱いらしい。あの笑顔を見てしまうと
・・・何故かニヤけてしまう。

「ん?どうしたの?」

「なんでもない。気にしないでくれたまえ……ん?」

ふと、子傘の肩を見ると少し雪が積もっている。
やれやれと思いながらも私はそれを掃ってあげた。

「まったく、私の方ばかりに傘を向けるから・・・」

「えー。だって、わちきは一応傘なんだし雨や雪から誰かを守るのが
 お仕事だよ。それにね、自分の大切な人に寒い思いとかしてほしくないもん」

「なっ!?」

心からぬえやご主人がいなくてよかったと思った。理由は今の私は……
きっとものすごく顔が緩んでいるのだろう。自分で鏡を見たら叩き割ってしまう
だろうね。

「・・・なぜ私なんだ。他にもっといるだろうに」

「えっとね、ナズちゃんは覚えてないかもしれないけど。聖を復活させる異変の
 時に、巫女たちにやられてボロボロになってるわちきに声を掛けてくれたのが
 ナズちゃんなんだよ」

そういえば、そんな事もあったような気がする。

「ナズちゃんもあの時は忙しかったはずなのに、わちきの事面倒臭そうだけど
 助けてくれたの、すっごくうれしかったんだよ。だから、わちきもナズちゃんが
 困っていたりしたら助けてあげようって思ったんだ。・・・まあ、あんまし役に
 立ってないかもしれないけどね」

「そんなことは無い。私はキミの・・・キミの笑顔に何度も救われているよ。
 だから、そんなことを言わないでくれるかな」

そう、どんなに邪険にあしらっても、それでも私に笑いかけてくれるキミに
私は本当は感謝している。

「え、えへへ~♪なんか嬉し恥ずかしだよ~♪えへへ~♪」

「そんなにはしゃがないでくれ……こっちも恥ずかしいんだから」

私は幸せ者なんだろうな。毘沙門天様の監視役である私を、家族の様に
迎え入れてくれる聖達がいる。そして、こんなにも私の事を想ってくれる
友人ができたのだから。

「さて、早く帰ろう。何か温かい物でも作ってあげよう」

「わーい!ナズちゃん大好きー♪」

「ぶっ!?そ、そういう事を大声で言うんじゃなーーい!!」


おわり。


……

…………

………………

ナズーリンと子傘が去った後、草むらから現れた白と黒の人影。

「・・・春かと思ってやってきたらコレですよー」

「・・・勝手に春やってろー」

その日、季節外れに起こされた怒りのリリーホワイト&リリーブラックが
大暴れしたという。


おわるよ。
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【 2012/02/29 (Wed) 】 東方SS | TB(0) | CM(0)
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