春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
091234567891011121314151617181920212223242526272829303111

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【 --/--/-- (--) 】 スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

みちるの目にも涙

こちらのSSは『アイドルマスター2』のSSです。
多少設定が違っていたり、オリジナルなPが出ますので
気にしない人だけ進んでくださいね。

無敵のみちるさんの弱点が分かっちゃいますよ。




6月某日。

梅雨に入り、765プロの事務所もジメジメとしてきたある日の事。

「あ~~~っつい~~」

と、ダルそうにみちるは、自分のスカートをバサバサと動かしていた。

「ちょっと、お行儀悪いわよ」

「ん~、律子さんか。いーじゃん、どうせ、女の子ばっかりなんだし」

「一応、社長がいるでしょう」

「別におじさんだし、気にしないよ」

「気にしなさい!まったく、そんなに暑いなら、もっと涼しい格好をしてくれば
 いいでしょう」

基本、みちるの服装は、マンガに出てくるようなお嬢様風の服で、フリルがいっぱい
付いている。そのせいか、スカートは膝下ぐらいある、長めの物ばかりを着ている。

「そうしよっかな~。でもな~……」

「ん?」

何故か薄着になるのを渋っているみちるを見て、律子が不思議そうにしていると、
春香と千早が事務所に戻ってきた。

「ただいま。って、みちるちゃん、どうしたの?」

「いや、最近暑くなってきたから、涼しい服装にしてみようかなと」

「そういえば、プロデューサーがこの事務所に来てから、いつも同じ様な服
 ばかりですね」

「まあ、こういうのが好きだから着てるんだけど……限界かな~?」

そう言って、ソファーに寝転がるみちる。その表情は、かなり迷っている様だった。

「・・・みちるちゃん、なんで薄着になるのを嫌がってるんだろうね?」

「さあ?・・・見られたくない傷があるとかかしら」

千早がそう言うと、春香と律子は『胸に大きな傷跡があるムエタイの人』とか、
『背中に傷だらけの刺青のあるヤ○ザの人』とかを想像していた。

「ねえねえ、春香ちゃん千早ちゃん。私が涼しそうな服着てるのって、見てみたい?」

「すごく見たい!」
「かなり見たいです!」

「・・・あんた達、即答かい」

「律子さんは?」

「そうね、見てるこっちも暑苦しい服装はちょっとね」

「そうか~・・・そんじゃ、遅い衣替えでもしてみようかな」

とは言いつつも、『はあ~』とため息を吐くみちるだった。


そして、次の日。

事務所の前で一緒になった春香と千早は、事務所までの階段を上がり
ながら会話をしていた。

「うーん、今日も暑いね」

「そうね・・・あれ?事務所の中が騒がしいわね」

事務所のドアを開けた二人は、その原因を目の前にして驚いていた。

「こ、これは・・・」

「み、みちるちゃんが、すごく可愛い事になっている!」

「い、いや、昨日言ってた涼しい服装にしてきただけなんだけど・・・もう~!
 みんな、そんなに騒がなくてもいいじゃん~!」

恥ずかしそうしながら、みちるはソファーの後ろに隠れてしまった。
みちるの服装はというと、胸元に大きなリボンの付いた、ピンクの
キャミソールワンピースを着ていた。

「あっ、はるるん、千早お姉ちゃん、おはー♪ねえねえ、みちるねーちゃんが
 メッチャカワイイよー♪」

「そうそう!朝来た時にビックリしちゃったよー!」

朝からテンションMAXな亜美と真美は、隠れているみちるの背中をグイグイと
押していた。

「う、うわ~・・・みちるちゃん、やっぱり可愛いな~。ねえ、千早ちゃんも、
 そう思う……」

カシャ。

千早が無言で携帯のカメラのシャッターを押していた。

「ち、千早ちゃん?ちょっと怖いよ・・・」

「え?春香、何か言ったかしら?」

「うう~、無言でカメラ撮っていったの、千早ちゃんで3人目だよ~」

ちなみに、一人目は小鳥で、二人目は貴音である。

「本当、あんたって極端よね」

律子は少々からかい気味にみちるの頭を撫でていた。

「だ、だって、お店の人が『絶対これが似合います!』って、言うから・・・」

「だったら、そのお店の人、とってもナイスなのー☆」

ガバッと、急に現れた美希がみちるに抱きついていた。

「うわあ!?み、美希ちゃん!?」

「あれ?どうしたの、そんなにビックリして?」

「えっ?な、何でもないよ。あ、あはは……」

いつものみちるなら、美希に抱きつかれても喜ぶのだが、今日のみちるは
妙にそわそわしている様だった。

(みちるちゃん、どうしたんだろう?・・・あっ、みちるちゃんの肩に糸くずが)

春香が糸くずを取ろうと、みちるの肩に触れた時だった。

「ひうっ・・・」

「えっ?」

みちるがあまりに変な声を出したため、その場の空気が凍り付いてしまった。

「は、はるるん。いくら、いつもセクハラされてるからって・・・」

「そうだよ、はるるん!ふくしゅーは何も生まないんだよー!」

「ちっ、ちがうってば!?私は、肩の糸くずを取ろうとしただけで~!」

「さすがのミキも、ちょっとドン引きかなー」

「・・・春香、ちょっと話があるから屋上へ」

「わーん!美希も千早ちゃんもひどいよ~!」

春香が一斉に非難を浴びている横で、律子が『あ~、なるほど』といった様子で、
春香と同じ様にみちるの肩を突付いてみた。

「あっ・・・んっ」

「みちる・・・あんた、人の体を触るのは平気でも、自分が触られるのが苦手
 なんでしょう」

ニヤリと、悪い顔で律子がそう言った。

「にゃ、にゃんの事?」

「みちるちゃん、思いっきり噛んでるよ・・・」

「・・・えいっ☆」

今度は美希がみちるの首筋あたりを突付いてみる。

「やっ・・・めて、ってば・・・」

『……みちるねーちゃんが、ハンパなくエロイ!!』

「ど、どうしよう、春香。ミキ、クセになりそうなの・・・」

ライオンの如く目を光らせる美希が、ギリギリで自分の理性と戦っていた。

「う~・・・いや、服の上からなら平気なんだけど、直接触られるのって、なんか
 苦手……やっ・・・んっ!」

千早がいつの間にか背後に立って、みちるの二の腕を突付いていた。

「……これは楽しいかも」

「千早ちゃーん、戻ってきてー!」

「あうう~~!律子さん~、助けてよ~!」

だが、律子は笑顔でこう返した。

「あら?いつもは『スキンシップだ~』とか言って、みんなの事を触りまくってるん
 だから、みちるも同じ事されなきゃ不公平よね~♪」

いつもとは逆に、律子が悪魔の様な笑顔でみちるにそう言い放った。

「あ、あう・・・み、美希ちゃん、千早ちゃん?」

「千早さん、ずるいのー!よーし、ミキ、もうガマンしないの~☆」

「プロデューサー、もう一回だけ・・・」

「い、いや、あの……あれ~?なんで、私の退路を断つ様に後ろに回りこむの、
 亜美ちゃん、真美ちゃん?」

「んっふっふ~♪みちるねーちゃん、覚悟だよ~♪」

「まあ、やさしくしてあげるから~♪」

「……春香ちゃ~ん?」

最後の希望を求めて、春香の方を見るが……

「・・・じゃあ、せっかくだから私も」

その時、みちるの頭の中では、ドラ○エのセーブが消えた音が鳴り響いていた。

「ちょっ、やめて!乱暴する気でしょう!エロ同人みたいに!って、あの、
 みんな、まって~~!!」


その後、春香達に色々されて燃え尽きたみちるがソファーの上で倒れていたのは、
言うまでも無い。

そして、次の日にはみちるはいつもの服装に戻っていたという。

おわり。
スポンサーサイト
【 2012/06/20 (Wed) 】 アイマス2のSSです☆ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。