春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
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ブラックコーヒー と ビターチョコ 第2話『レッスン』

このSSは『アイドルマスター シンデレラガールズ』の
二次創作SSです。
多少設定が違っていたり、オリジナルなPが出ますので
気にしない人だけ進んでくださいね。




初めてのライブを控えた駆け出しのアイドル、渋谷凛。
彼女は765プロのプロデューサー、黒崎絆と出会った。
ライブまでの一ヶ月間、週一日の約束で凛は絆からレッスンを
受ける事になった。

「へー、ここがお前たちがレッスンしてる所か」

「・・・うん。きっと、765プロの使ってる所より小さいと思うよ」

「別に大きさなんて関係ないって。レッスンできるなら、公園だって同じだ」

「……それもそうだね。それじゃ、行こう」

少しはバカにされるかも、そう思っていた凛だったが余計な心配だった。

中に入ると、二人の小さな女の子が一生懸命レッスンをしていた。

「あ、凛さん。おはようございまーす♪」

「おー、凛おねーさん、きやがりましたね!」

「ん、おはよう。千枝、仁奈」

凛に駆け寄ってきたのは、同じ事務所のアイドルである、佐々木千枝と
何故かいつも着ぐるみ姿の市原仁奈。

「なんだ、同じ事務所の仲間か?」

「うん、この子たちは・・・」

「・・・きゃあ!」

「うわあ!凛おねーさん!なんですか、そのきょーあくな人は!」

そう言い、千枝と仁奈は凛の後ろに隠れてしまった。それを見た絆は、
壁に寄りかかって凹んでいた。

「……えっと、この人はこの前話した765プロのプロデューサー。だから、
 そんなに怖がらなくても平気・・・」

「えっ?ご、ごめんなさい!その、千枝、びっくりしちゃって・・・」

「あ~・・・もうしわけねーですよ」

「大丈夫だ、慣れてるからな。ははは・・・」

「・・・大丈夫そうには見えないよ。さあ、そんな事よりレッスンしよ」

凛は早くレッスンがしたくて仕方ないようだった。

「ふーん、ちょっと意外だな。そんなにやる気があるなんて」

「それはちょっとひどい。私は、中途半端なのは嫌い・・・だから、やるなら
 上を目指したいんだ」

「そっか、それは悪い事を言ったな。それじゃ、着替えてこいよ」

「うん、わかった」

凛が着替えに行ってしまったために、絆は千枝と仁奈の二人と
残されてしまった。

「……あのな、そんなに距離取らなくても噛み付いたりしねえよ」

「あ、あはは。まだ、慣れなくて・・・」

「それにしても、おにーさん。なに食べたら、そんなにでかくなりやがるの
 ですか?」

「知らねえよ……はあ、俺って、どこ行ってもチビッコの相手なのな」

……しばらくして。着替え終わった凛が戻ってくると・・・

「……何してんの?」

「わわっ、凛さん!?えっと、これは・・・」

「あははー♪これは中々いい景色でごぜーますよ♪」

千枝と仁奈は絆の腕にぶら下がって楽しそうだった。

「・・・意外だね。子供の面倒見るの得意なんだ」

「いや、ウチの事務所にいたら、いつの間にかな……」

やれやれといった感じで、絆は二人を下ろした。

「あの、ありがとうございます。ちょっと、楽しかったです」

「仁奈もでごぜーます!おにーさん、見た目によらずいい人でごぜーますね♪」

「はいはい・・・さて、いい加減にレッスンを始めるか」

「・・・あ、ごめん。その前にひとつだけ・・・私はアンタをなんて呼んだらいい」

「え?そうだな、普通に『プロデューサー』でいいんじゃないか?」

「わかった。私の事も凛でいいよ……それじゃあ、絆プロデューサー、よろしくね」

こうして、ようやく凛と絆のレッスンが始まった。
千枝と仁奈は、次の仕事がある為、先に事務所へと戻っていった。

「はあ・・・どうだった、絆プロデューサー?」

「そうだな……悪くは無いな」

一通り凛の歌とダンスを見ていた絆は、そんな感想を述べた。

「……そっか。悪くはないけど、良くも無いって事か・・・」

「お、意外にも冷静なコメントだな」

「・・・ねえ、どの辺がダメだったの」

「ダメとは言ってないだろ。お前の歌とダンスはまだ伸ばせる、そういう
 意味で言ったんだよ。まだ時間はあるし、そんな考え込むなよ」

そう言い、絆が凛の頭を撫でようとした・・・が。

「子ども扱いしないでよ・・・」

ペシッと、手を払われてしまった。

「おっと、まさかのカウンターとは驚いたぜ」

「ふう……ねえ、絆プロデューサー。私、もっと上手くなりたい。だから、
 もっと色々教えて」

静かな瞳の奥にある熱意に、絆は少し嬉しくなった。

「よしっ、まだ時間あるし、今日はとことんやるぞ。凛、覚悟はいいか?」

絆にそう聞かれ、凛は余裕の表情でこう返した。

「……ふふっ、まだまだいけるよ」

この後も、時間許す限り凛と絆はレッスンを続けていた。

つづく。
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【 2012/07/13 (Fri) 】 モバマスのSSです@ | TB(0) | CM(0)
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