春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
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海より深いオモイ

このSSは東方プロジェクトの二次創作です。
多少、設定と違うかもしれませんのでご注意を。

残暑が厳しいですが、気温が上がるようなお話です。

前に書いたぬえと村紗のお話の続きだったりします。




命蓮寺の朝。いつもの様にみんなで食事をしている時だった。

「ねえねえ、ナズちゃん。ソレ取ってほしいな」

「はい、これだね」

ナズーリンは『ソレ』としか言われてないのに、小傘が欲しがっていた
醤油を手渡した。

「ありがとう、ナズちゃん♪」

「小傘、すまないが・・・」

「あっ、小皿だね。はい、どうぞ」

小傘もナズーリンに言われる前に小皿を手渡しており、他のみんなも
感心していた。

「いや、二人は言葉に出さずとも、お互いの事が手に取るように解る
 みたいですね」

「そうじゃのう。こういうのを阿吽の呼吸というのだろうね」

星とマミゾウがそう言うと‥‥‥

「はあ~、お二人共、まるで夫婦みたいですね~」

『ぶっっっ!!!』

と、響子が無邪気に言い放った。それを聞いたナズーリンと小傘はもちろん、
聖までも顔を真っ赤にしていた。

「い、いきなりキミは何を言い出すんだー!」

「そうだよ、響子ちゃん~!・・・そ、そんな、夫婦だなんて、まだ、
 早いよ・・・」

「そっ、そうよ!そんな、まだ早すぎると思うわ!」

「そうじゃなくて、聖も落ち着きたまえ」

「‥‥‥若いっていいねぇ」

お茶を啜る一輪の横で、雲山がうんうんと頷いていた。

そんな中、ナズーリンと小傘のやり取りを見ていたぬえが、村紗の事を
『じ~~』と、見ていた。

「・・・さっきから鬱陶しいんだけど」

「む~!ねえ、ムラサ、私たちも負けてられないよ~!」

「何に負けるのよ」

「ん~と、夫婦力?」

「何よそれ・・・」

呆れた村紗はぬえを無視して食事を続けていると、ぬえが隣で服の裾を
引っ張っていた。

「ちょっと、やめてよ。伸びるでしょう」

「う~・・・ムラサは私の事なんてどうでもいいんだ~」

「そこまで言ってないでしょう」

「そんなこと言って~、どっか他の子と浮気する気なんだ~・・・」

それを聞いた村紗は、箸を『バンッ!』と乱暴に置き、ぬえを睨んだ。

「あ、あれ?ムラサ、もしかして、怒った‥‥‥」

と、次の瞬間、村紗がぬえの唇を全力で奪っていた。

「ん~!?ん・・・んんっ・・・ん・・・」

ぬえがバタバタと暴れるが、村紗は逃がそうとはしなかった。

『な・・・なん・・・だと・・・』

その様子見て、他の者は驚く事しかできなかった。

「・・・ふう、これで満足した?それじゃ、私は寺の仕事があるから」

そう言い残し、村紗は居間を出て行った。下を向いたまま動かなくなって
いるぬえに、ナズーリンと小傘が恐る恐る近づいていった。

「ぬ、ぬえちゃん、大丈夫~?」

「‥‥‥ダメだ、完全に女の顔になってる」

「わっ、こっちも大変だ」

聖の隣にいた星が驚きの声を上げていた。

「どうしたんだい、ご主人?」

「ひ、聖が・・・悟りを開いた様な表情で動かなくなってます」

「あー・・・刺激が強すぎたかね」

「あれ?親分、どうしたの?」

響子の横で、マミゾウが恥ずかしそうにモジモジしていた。

「い、いや、人前でそんな、接吻するなんて、最近の若いのは、その、
 大胆だと・・・」

「わー、親分、意外と乙女だ」

と、村紗の突然の行動により、居間の中は大騒ぎになっていた。


‥‥‥寺の外れにある蔵。

「・・・はあ、そんなに恥ずかしがるなら、あんな事しなければよかった
 じゃないの」

「‥‥‥うるさいよ」

帽子で顔を隠してしまっている村紗に、一輪が声を掛けていた。

「で?何であんな事したの?」

「・・・だって、あのバカが、私が浮気するなんて言うから・・・」

それを聞いた一輪は、ものすごく大きなため息を吐いてこう告げた。

「あんたら、さっさと結婚でもしちゃいなさい」

「うう・・・一輪、うるさいよ」

その後も、一輪は恥ずかしさで動けなくなっている村紗の事を
からかっていたという。

おわり。
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【 2012/08/26 (Sun) 】 東方SS | TB(0) | CM(0)
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