春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
071234567891011121314151617181920212223242526272829303109

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【 --/--/-- (--) 】 スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

ブラックコーヒー と ビターチョコ 第5話『営業』

このSSは『アイドルマスター シンデレラガールズ』の
二次創作SSです。
多少設定が違っていたり、オリジナルなPが出ますので
気にしない人だけ進んでくださいね。




凛のライブまであと一週間。

その日、凛と絆は午前中にレッスンを済ませた後、
デパートの屋上にいた。

「‥‥‥なんでこんな事に」

「‥‥‥さあ」

凛はいつも通りそっけない返事を返した。
その返事に絆はガックリと肩を落とした。

「まあ、おそらくはウチのおっさん・・・社長の仕業か」

「・・・レッスンのついでに一仕事してこいって事?」

「だろうな。多分、そっちの事務所とも話はついてるんじゃ
 ないか」

と、絆が指を刺した方から見覚えのある小さな女の子が
やってきた。

「あっ、凛さんとこの前のお兄さん、こんにちわ♪」

「二人共、やっと来やがりましたね」

「千枝と仁奈、どうしてここに・・・」

凛と絆の前に現れたのは、凛と同じ事務所の佐々木千枝と市原仁奈だった。

「あれ?ちひろさんから聞いてないんですか?」

「凛おねーさんたちは、仁奈たちとここでお仕事なのですよ」

「・・・聞いてないし」

さすがの凛も、ちょっと疲れた表情を浮かべていた。

そんな時だった‥‥‥

「おーい!千枝ちゃん、仁奈ちゃん!早く着替えないと時間が・・・」

「もう、何やってるんだよ・・・って、うわあ!?」

「あ、千佳と光も来てたんだ。‥‥‥どうしたの」

凛たちの元へやってきたのは、アニメのヒロインに憧れる横山千佳と、
特撮ヒーローに憧れる南条光。二人は青い顔で絆を見ていた。
その様子を見て、絆も顔色が悪くなっていった。

「あ、あわわ!どうしよう!?千枝ちゃんと仁奈ちゃんが悪い人に
 捕まっちゃってるよ~!」

「こ、この悪者め!二人と凛さんから離れろー!」

物理的に『グサッ!!』という音が凛には聞こえた様な気がした。

「あう、お兄さんがしゃがみこんで動かなくなっちゃったよ~」

「二人とも、このおにーさんは見た目きょーあくですけど、
 悪い人じゃないでごぜーますよ!」

「仁奈、それ、フォローになってないと思う」

その後、凛が事情を話し、何とか誤解を解いた。

「ごめんなさい!有名なプロデューサーさんだったなんて知らなくて!」

「私もごめんなさい。黒服で背が大きくて目つきが悪かったから、
 悪の手先かと思っちゃって」

「‥‥‥いいよ、気にしてねえよ」

「・・・ものすごい気にしてるよね」

すっかりテンションが下がっている絆の服の裾を、千枝が
引っ張っていた。

「あの、あっちでイベントの責任者さんが呼んでますよ」

「ん、そっか、了解だ。凛も着替えてこいよ、時間無いみたいだし」

「わかったよ。それじゃ、また後で」

「凛おねーさん、こっちですよー」

凛は千枝達と一緒に更衣室へと向かっていった。

「しかし、なんでまた、チビッコばっかりのイベントに凛を?」

少し疑問が残るものの、絆もイベントの責任者の元へと向かった。

‥‥‥それからしばらくして。

「えーと、まずは今日やるイベントのビラ配り。その後、イベントの
 ステージで1曲っと・・・ふう、簡単な内容でよかったけど、
 何で俺は余所様の事務所の仕事をしなきゃならないんだ・・・」

『やれやれ』と言いながら、絆は凛たちの元へと向かっていた。

「おっ、いたいた。おーい、チビッコど・・・も・・・」

凛たちを見つけた絆であったが、衣装に着替え終わった凛の
姿を見て、絆は凍りついていた。

「‥‥‥なに?この衣装、変?」

「変じゃないですよ、凛さんとっても可愛いです♪」

「はい!着ぐるみじゃないのは残念ですが、フワフワのモコモコで
 ラブリーでごぜーますよ!」

仁奈の言葉を聞いた絆は、今日のイベントのビラを見てみると、
『安眠グッズ 大特価セール』と書かれていた。

「なるほど、それで羊みたいな格好なのか・・・」

凛たちの衣装は羊の様なフワフワの毛が沢山付いている服装だった。
千枝や仁奈は大喜び、凛はいつも通りであったが‥‥‥

「うーん、もっと魔法少女っぽいのがよかったな~」

「むー、これじゃあ、『怪人!羊女!』みたいだ」

千佳と光は少々ご不満の様だった。

「まあ、我慢しろ。ウチの貴音なんか、この前変なカエルの着ぐるみ
 着せられたんだからな」

「ええっ!?あの四条貴音さんが!?」

「765プロって、仕事選ばないって本当だったんだな」

「・・・それは言うな。そういう仕事持ってくるのは、ウチの社長
 だからな」

疲れた表情で、絆はため息を吐いた。

「まあ、どんな内容だろうと仕事は仕事だ。お前ら、しっかりやってもらうぞ」

『はーい!』

「・・・はーい」

こうして、手分けして屋上に来ている客にビラを配り始める事になった。

「やれやれ、どうなる事やら・・・」

「‥‥‥ホントにね」

つづく。
スポンサーサイト
【 2012/09/28 (Fri) 】 モバマスのSSです@ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。