春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
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やよいのじぇらし~?

こちらは春屋が出来た頃に書いた『アイドルマスター』のSSです。
オリジナルなPが出たりしていますので少しご注意を。

やよいとPが中心のお話です。




ここは765プロのオフィス。プロデューサーの青年は書類の整理に
追われていた。

「あ~……、めんどくせ~。って、こんなにあるなら早く言って
欲しかったぜ」

プロデューサーは文句を言いながら書類の山を睨んでいた。
ここ最近は色々なイベントが重なっており、そのせいで今のような状況に
なってしまっていた。

「まあ、自分で貯めたわけだからな……。ん?春香、今戻ったのか」

「あ、プロデューサーさん。はい、レッスン終わらせてきました」

レッスンを終えた春香、千早、雪歩が事務所へ帰ってきた。三人とも
プロデューサーの机を見てちょっと驚いていた。

「す、すごい量ですね……」

「どうしてそんなに溜め込んだんですか、プロデューサーらしくは
ありませんね」

「うっ、そう言うな千早。こっちも色々忙しかったんだよ」

プロデューサーはため息を一つ吐いてそう嘆いた。雪歩はそんな
プロデューサーの机にお茶を置いた。

「よかったらどうぞ。プロデューサー、がんばってください」

「ありがとうな、雪歩。お前らは休憩か?」

「はい。無理しないでくださいねプロデューサーさん」

「そうですね、体を壊したら元も子もないですから」

「ああ、気をつけるよ」

プロデューサーは3人に手を振りまた書類へと目を戻した。その時、
猛スピードでプロデューサーに近づいてくる影があった。

タッタッタッタッタ!

「ん?なんか背後に妙な気配が……」

ガバッ!!

「ハニー!ただいまー!」

「ぐあっ!いきなり抱きつくなよ、美希!」

背後からプロデューサーに抱きついてきたのは新人の美希だった。
最初のうちはプロデューサーに興味も持っていなかったのだが、
最近になって急に懐かれてしまったのである。

「ぶっ!!」

「ちょっと、汚いわよ春香」

もちろん、そんな様子を見ていた春香は飲んでいたお茶を噴出すほど
驚いていた。

「だっ、だって!なんで、なんでいきなり!?」

「知らなかったの、春香ちゃん?いつからかはちょっと忘れちゃったけど、
美希ちゃん、プロデューサーの事あんな風に呼ぶようになってたよ」

「まあ、あのプロデューサーの事だし。また無意識に美希に気に入られる様な
事でもしたんじゃないかしら」

「う~……、羨ましいよ~」

そんな春香は美希の事を恨めしそうに見ていた。そして、抱きつかれている
プロデューサーは。

「だー!離れろー!」

「え~!ひどいよ~、ミキがこんなにラブラブだって事示して
あげてるのに~!」

「やかましい!さっさと離れろ、チビッコが!」

そう言ってプロデューサーが体を揺らすのだが、それでも美希は
離れようとしなかった。

「うう~、ミキ、チビッコじゃないの。背もおっきいし、胸もおっきいよ」

「あ~……、じゃあ脳内チビッコだ。頭ん中は子供だろうが」


「……くっ!」

「ち、千早ちゃん、怖いよ……」

「う、うん。ほらほら、お菓子があるよ~」

千早が一人で表情を引きつらせた所に仕事を終わらせて帰ってきた
やよいと伊織、綾乃が帰ってきた。

「あらら、また美希ちゃんね」

「また飽きもせずにプロデューサーにちょっかいだしてるわね。
……ん、やよい?」

伊織が美希に呆れながらやよいを見ると、やよいが珍しく不機嫌そうな
顔をしていた。

「ど、どうしたの?何かあった、やよい」

「あ、別に何でもないよ伊織ちゃん!……む~」

何でも無いとは言いつつも、やよいはまだ不機嫌そうであった。
伊織は綾乃のそばへ行き、耳打ちをした。

「ねえ、あれってやっぱり……」

「そうね~、アレでしょうね……」

綾乃と伊織はそう言ってプロデューサーと美希の方に目をやった。


「ひどいよ~。ハニー、ミキとの事は遊びだったの~?」

「お前な~……。つーか、さっさと離れろよ。仕事終わらないだろうが」


「……あのバカは」

「あれ、伊織ちゃんもヤキモチかな?」

「ちっ!ちがうわよ!……って、やよいは?」

気が付くと、やよいはプロデューサーと美希の所へと近づいていった。

「おお、これは修羅場かな……」

「や、やよい~、ちょっと~……」

二人がハラハラしながらやよいの動向を見ていると、プロデューサーと
美希の前にやよいが立っていた。その様子に、春香たちも注目していた。

「わわ、やよいちゃん、どうするのかな?」

「わ、私に聞かれても……」

「あっ、やよいが動いた!」


「プ、プロデューサー!」

やよいが大きい声でそう言うと、プロデューサーと美希が動きを止めた。

「な、なんだよやよい。どうした……」

「やよい、なんか怖い顔してるの……」

「えーっと、その、えーっと!……えーっと」

勢いよくプロデューサー達の前に出てきたのはよかったのだが、
そこからの事を考えてなかったやよいはどうしていいのか分からず
迷ってしまった。

「や、やよい?」

「うーんと、えーっと……、たーー!」

ガバッ!!

「うわっ!!」

やよいは思いっきりプロデューサーの正面に抱きついた。プロデューサーは
突然の事に驚いていた。

「なっ!なんだよお前まで!どうしたんだよ!」

「あ、あの~……、なんとなくです!!」

その一言で一瞬、事務所の時間が止まった気がした。

「は?何となくでお前は人に抱きつくのかよ……」

「うー、とにかく、なんとなくです~!」

やよいはそう言うとプロデューサーにしっかりとしがみついてしまった。
これに困っているのはプロデューサーである。

「おいおい、離れろって。美希もいつまでやってんだよ」

「え~、やよいばっかりずるいの~!ミキもハニーにくっついてるの~♪」

そう言って美希もプロデューサーから離れようとはしなかった。

「う~、美希さんはもう離れてください~!」

「なんでなの?」

「え~っと……それもなんとなくですー!」

「あはは、へんなやよいなの。でも、ヤなの~♪」

「それじゃあ、私も離れませーん!」

そんな二人に挟まれているプロデューサーはというと、もうどうでも
いいのか諦めてしまっている。

「あらら~、ある意味修羅場ね~」

「あ、綾乃、のん気そんな事言ってる場合?でも、あのやよいがあんなこと
するなんてびっくりね」

「そうね。まあ、彼はやよいちゃんの気持ちなんて気が付いて
ないでしょうけどね」

綾乃と伊織がそんな感想を述べているのと別に、春香達は……

「わ~、なんだか大変な事になっちゃったよ千早ちゃん、春香ちゃん。
ど、どうしよう!」

「ど、どうしようって言われても……。高槻さんがあんな事するなんて、
予想外だったけど」

「つ、ついでに私も行っていいかな?」

「それは……やめておいた方がいいわよ」

そんな中、通りかかった小鳥が綾乃に事情を聞いた。

「な、なんかすごい事になってますね」

「まあね、見てる方は面白いからいいけどね」

「え?、止めなくていいんですか?」

「まっ、たまにはいいんじゃないかしら」

「い、いいのかな、伊織ちゃん……」

「私に聞かないでよ……」

そこに居たみんなはその様子を傍観しているだけだった。

「えへへ~、ハニー♪」

「うっう~、離れませーん!」

「お前らー!仕事終わらねえだろうがーーー!!!」

プロデューサーの叫びもむなしく、二人はずっとプロデューサーに
くっついてたのだった。


つづく
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