春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
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月と月のおはなし。 第二話『如月と十六夜』

こちらのSSは『アイドルマスター2』と『東方プロジェクト』の
二次創作です。色々と設定が違っていたり、オリジナルなPが
出てきますのでご注意ください。


さて……ほんの数分前、現実とは小説や映画やアニメよりも
衝撃的である事を実感した私、如月千早はベッドの上で眠っている
銀髪のメイドさんに目をやった。

「すー……すー……」

「うーん、普通に考えるなら警察に連絡した方がいいと思うのだけど」

そう思いながらも、突然やってきた『非現実』な出来事にちょっとだけ
ドキドキしていた。それにしても、とても綺麗な人。髪も四条さんの様に
銀髪だ。

「・・・でも、あの足に付いている物騒な物は何かしら?」

そう、メイドさんには似つかわしくない立派なナイフが太腿に
装備されていた。

「料理用・・・よね?」

「う、う~ん……ここは?」

ようやく目を覚ました彼女は、その綺麗な瞳で周りを見渡した後、
私の事をジッと見つめてこう言った。

「えっと、ベタな事を言う様で悪いんだけど……ここは何処なのかしら?」

「ここは私の家です。あなたはさっきまであそこに引っかかってたんですよ」

と、ベランダを指差した。すると、彼女はベッドから立ち上がり、
ベランダの方へと歩いていった。

「これは……はあ~、パチュリー様、なんて面倒な事を……」

外を見た彼女は何故かガックリと肩を落として落胆していた。

「あの、大丈夫ですか?」

「あら、ごめんなさい。助けてくれた恩人に名前も名乗ってなかったわね」

すると、彼女は姿勢を正し、深々と頭を下げて名乗った。

「私の名前は『十六夜咲夜』。助けてもらって感謝しているわ、
 本当にありがとう」

「いえ、大した事は・・・あっ、私は千早です、如月千早」

「如月、千早ね……ふふっ」

何がおかしかったのか彼女・・・十六夜さんは笑っていた。

「あっ、ごめんなさい。あなたの名前を笑ったわけじゃないの。
 ただ、偶然とはいえ、あなたの名前にも月があるんだなって」

「ああ、十六夜は月の満ち欠けの一つでしたね。とても素敵な名前です」

「ありがとう。この名前は、私のお使えしているお嬢様からもらった大切な
 名前なの。だから、それを褒めてもらえると、とても嬉しいわ」

うわ・・・この人、笑顔になると一層綺麗だ。正直、アイドルをやっている
私の方よりもずっと。

「そうだ、十六夜さん」

「咲夜でいいわ。私も千早でいいかしら?」

「えっと、はい。では、咲夜さん……一体、どこから来たんですか?」

すると、私の目の前に突然現れた『非現実』は、わざとらしく考える
ポーズを取った後、可愛らしい笑顔で新たな『非現実』をナイフの様に
私に突きつけた。

「ここではない、別の世界からですわ♪」

「…………はい?」


続く。

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