春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
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月と月のおはなし。 第三話『アイドルとメイド』

こちらのSSは『アイドルマスター2』と『東方プロジェクト』の
二次創作です。色々と設定が違っていたり、オリジナルなPが
出てきますのでご注意ください。



「ここではない、別の世界からですわ♪」

「…………はい?」

私、十六夜咲夜がそう告げると、目の前の千早はきょとんとしていた。
まあ、いきなりこんな事を言われれば普通な反応かもしれない。

「え、えーと、ある程度覚悟はしてましたが、本当なんですね・・・」

「さてと、これからどうしようかしら。そのうち迎えが来てくれると
 思うのだけれど」

とは言ってみたが、こういう時に助けに来るのは恐らく紅白の
『あの子』だし。正直、ちょっと心配だわ。

「ねえ、千早。少しの間メイドを雇わないかしら?」

「・・・はい?」

「今の私は行く所もないし、こちらの世界の事は何もわからないわ。
 だから、ココに置いてくれるなら何でもするわよ」

「えっと、私の部屋に居るのは別に構いませんが、そこまでしなくても
 いいですよ」

「タダで泊めてもらう方が申し訳ないわ。それに、あんまり何もない
 部屋だけど、所々掃除しがいがありそうだし」

整理はできていると思うのだけれど、あちこちにホコリが溜まって
いるのよね。

「そ、それは、最近まで仕事で忙しくて家に帰れない事が多かった
 からで・・・」

「あら、あなた働いてるのね。あなたぐらいの子は確か、『学校』に
 行ってるんじゃないの?」

前に山の上の巫女がそう言っていた気がする。

「ああ、私は今は『アイドル』をしているんです。えっと、なんて
 説明すればいいかしら?」

「アイドル?……あっ、知ってるわ。歌や踊りで観客を喜ばせるのよね」

これも山の上の巫女から聞いた。

「ええ、そうです。私は……歌でたくさんの人を喜ばせたいですから」

そう言う千早の目はとても輝いていた。うーん、眩しい。

「なら、私がいたら迷惑ではなくて?」

「……昔の私ならそう思ったかもしれません。でも、困ってる人を
 見捨てたりしたら、私の仲間達に怒られてしまいます。だから、
 私に咲夜さんを助けさせてください」

この子、年齢の割に色々とあったみたいね。なんか、そんな目を
しているわ。

「わかったわ。でも、何もしていないと落ち着かないから、私も仕事を
 させてもらうわ」

「ふふっ、咲夜さんって、ちょっと私に似てるかもしれませんね。
 仕事しすぎだって、怒られた事ありませんか」

「うーん、たまに言われるわね。でも、私にとってはこれが生きがい
 ですからね」

そう、お嬢様のために完璧に仕事をこなすのが、私の喜びなんだから。

「では、改めて。よろしくお願いします、咲夜さん」

「こちらこそ、短い間よろしくお願い致しますわ、千早お嬢様♪」

「あ、あのっ、普通にしてくれて構いませんから!」

こうして、私は短い間このからかい甲斐のありそうなお嬢様のお世話を
する事になった。これはこれで楽しそうだけれども……

「ウチのお嬢様は大丈夫かしら?かなり心配だわ」

続く。


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