春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
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月と月のおはなし。 第六話『メイドと765プロ』

こちらのSSは『アイドルマスター2』と『東方プロジェクト』の
二次創作です。色々と設定が違っていたり、オリジナルなPが
出てきますのでご注意ください。





「あの、咲夜さん。本当に行くんですか?」

「ええ、だって興味があるもの」

私がそう言うと、千早は渋い顔をした。相変わらずいい反応をしてくれる。

「でも、なんで私の仕事場が見たいと思ったのですか?」

そう、私がこちらの世界に来てしまった次の日、千早が私の仕事の事を
聞いてくるのを見て、私も千早がどんな仕事をしているのか興味が湧いた。

「そうね・・・あなたが仕事場でどんな風にいじられているのか気になった
 から、とか?」

「うう、帰りたいです……」

とは言いつつも、ちゃんと仕事場がある建物の中まで案内してくれる千早。
本当に素直ないい子ね。

「・・・あれ、鍵が開いている。一日から三日までは休みのはずなのに」

「もし泥棒だったとしても、私がサクッと処理するから心配ないわよ」

「ふふっ、ありがとうございます。でも、その心配は無いかと」

そう言い、千早が扉を開けた。

「おや?如月君じゃないか。あけましておめでとう」

「社長、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」

社長?・・・ああ、この人が一番偉い人なのね。カリスマの欠片もないから、
普通のおじさんだと思ったわ。

「社長はどうしてこちらに?」

「いや、年明けのライブのために律子君と打ち合わせをね。いや~、
 本当はもう少しゆっくりしていたかったんだけどね」

「何言ってるんですか。本当なら、一日たりとも休んでる暇は
 ないんですよ」

と、今度はメガネを掛けた子がやってきた。こっちの方が偉い人に
見えるわね。

「律子、あけましておめでとう」

「うん、おめでとう。今年も頑張ってもらうわね。それはそうと、
 どうして事務所に?ちゃんと休んでないと『あの子』に怒られるわよ」

「それは、ちょっと事情があって……」

「如月君、先程から隣にいる子は知り合いかね?」

「あっ、はい。えっと、その、今ちょっと家に泊まりに来ていて・・・」

千早が私の事をどう説明して良いか分からず困っていた。
もう少し見ていたいけれど、流石に可哀相なので助け舟を出して
あげる事にした。

「お二人共、はじめまして。私は十六夜咲夜と申します。訳あって、
 少しの間彼女の家にお世話になっています。以後、お見知りおきを」

「こ、これはご丁寧に・・・」

「え、えっと、こちらこそよろしく?」

まあ、こんなものかしらね。

「えーと、律子、プロデューサーは来ているの?」

「ああ、『あの子』なら、いつものそこで寝てるわよ」

メガネの子・・・律子が指を刺した先には、なんとも邪魔そうな場所にある
高そうなソファー。すると、そのソファーの上で何かがモゾモゾと動いた。

「ん~・・・律子さん、私の事呼んだ~?」

「アンタねえ、新年早々ダラダラしないの。ほら、千早にも笑われちゃうわよ」

「・・・えっ?千早ちゃんが来てるの!」

そう言って、ソファーにいる何かが起き上がってこちらを向いた。

「本当だ、千早ちゃんだ♪あけおめ~♪」

「はい、あけましておめでとうございます。プロデューサー、今年も
 よろしくお願いしますね」

千早はソファーから身を乗り出している小さな女の子を、
『プロデューサー』と呼んでいた。という事は、あの子が千早の……
いや、そんな事よりも。

「ねえ、千早。何かしら、あの可愛らしい物体は。ちょっと持って帰っても
 構わないかしら」

「ダメです。私だって我慢してるんですから」

「千早、その返しはおかしいと思うわよ・・・」

「にゃはは・・・千早ちゃんは今年もいつも通りだね」


続く。
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