春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
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月と月のおはなし。第七話『こちらの世界とあちらの世界』

こちらのSSは『アイドルマスター2』と『東方プロジェクト』の
二次創作です。色々と設定が違っていたり、オリジナルなPが
出てきますのでご注意ください。

今回はあんまり千早と咲夜さんの出番はあんまし無いかも。

(一応主役の)千早&咲夜『・・・え?』







……ここは『向こう側の世界』。
そこにある大きな湖に立っている館の中にある図書館に、
二人の巫女の姿があった。

「……はあ、めんどくさい」

「そう言わないでくださいよ、霊夢さん。咲夜さんを早く助けに
 いってあげないと」

紅白の巫女、『博麗霊夢』はかなりやる気無さげにため息をつく
ばかりだった。そして、そんな霊夢をもう一人の巫女、『東風谷早苗』が
なだめていた。

「だってさ~、今回の事件の原因、そこの紫もやしが悪いんじゃない」

この図書館の主で紫もやしと呼ばれた少女、『パチュリー・ノーレッジ』が
渋い顔で霊夢を見ていた。

「だ、だって・・・触るなって言ったのに、勝手に本に触るから・・・」

「パチュリーさん、そのセリフは引きこもり人が勝手に掃除しに来た親に
 言う文句ですよ」

「む、むきゅ……」

「まあ、簡単に言うと・・・片付けられない女の散らかした本にうっかり触った
 咲夜が、自分の『空間を操る能力』と感応して『あちらの世界』に
 飛ばされた、って事ね」

「うう、霊夢さん、容赦無いですね」

霊夢の言葉の弾幕攻撃に、パチュリーはテーブルに突っ伏してしまった。

「まさか、こんな事になるなんて誰が思うのよ~」

「はあ、すいませんお二人共。私たちも一生懸命お片づけしてるんですけどね」

「うん、全然追いつかないんだよね」

と、図書館の本を整理している小悪魔(大)と小悪魔(小)もため息を吐いた。

「でも、それでレミリアさんが神社にやってきたんですね、泣きながら」

「そうよ、いい迷惑よ。まあ、幸いなのはこういうのにムリヤリ首突っ込んで
 くる魔理沙が居なかった事ぐらいね」

「魔理沙さんが居るとダメなんですか?」

「……向こうの世界って、色々珍しい物があるでしょう。そんな所にあの子を
 連れてったらどうなる?」

そう言われ、早苗だけでなく、パチュリーや小悪魔たちも『あー』と
納得していた。

「だから、あんたを同行者に選んだのよ。向こう側の元住人だもの」

「えへへ、霊夢さんに頼りにされちゃうなんて、ちょっと嬉しいです☆」

「それで霊夢、どうやって向こう側に行く気なの?」

「……それは、私たちがお手伝いするわ」

と、どこからともなく現れたのは九尾の狐、『八雲藍』。

「はいこれ、紫様から預かってきた通信機。これで向こうとこちらを
 紫様が繋げてくれるわ」

「ああ、前に地底に行った時に持たされた盗聴器ね」

「こほん、通信機よ」

「霊夢さんの持ってる陰陽玉と同じなんですね」

「さて、さっさと済ませてレミリアに美味しいご飯でも請求しなくちゃ。
 そんじゃ……紫、こっちは準備オーケーよ」

と、霊夢が通信機に話しかけるが……。

『………………』

何も起こらなかった。

「ちょっと!紫ー!」

『……ぐ~』

「あはは、寝てますね・・・」

「こらー!さっさと起きろー!!」

『むにゃ・・・ああ、ごめんなさい。まだ眠くって』

ようやく返事を返したのが『八雲紫』。この世界を作ったとされる賢者で、
冬に冬眠するちょっと変わった妖怪である。

「しっかりしてよね。行ったはいいけど、私たちまで帰れないとか
 嫌だからね」

『う~ん・・・わかってるわよ~・・・』

「あの~、藍さん。すごく不安なんですけど~」

「だ、大丈夫だよ、早苗。本気寝しそうになったら直接起こしに
 行くから」

「……申し訳ないけど、よろしく頼むわ。本当なら私も行きたいけど」

と、軽く咳をしながら言うパチュリー。長い時間を生きている魔女の
パチュリーには喘息の持病があった。

「ダメですよ、パチュリーさん。向こうの空気はこちらほど綺麗じゃ
 ないですから。大丈夫です、私たちが見事この異変を解決して
 みせます!」

「やれやれ・・・とりあえず、あんたは大人しくご馳走用意して待って
 なさいよ」

「……わかったわ」

「それじゃ、出発……」

「あっ!ちょっとまってくださーい!」

と、早苗が大きな声を上げた。

「な、何よ?まだ何かあるの?」

「その~、この格好のまま行くのは問題があるので、霊夢さんも着替えて
 ください」

そう言って、早苗は背負っていたリュックから服を取り出した。

「なんで着替えるのよ、このままでいいじゃない」

「い、いや、向こうの世界だと、この巫女服はものすごく目立ちますから」

「面倒だわ……」

『……ぐー』

「寝るなーー!!」

「・・・不安だわ」

こうして、咲夜を助けるために霊夢と早苗が動き出すのであった。


…………一方その頃。咲夜本人はどうしていたかというと。

765プロ事務所。

「千早……ちょっとだけ、ちょっとだけでいいからその子を貸して!」

「ふふふ、咲夜さんでもすぐには貸せませんね」

と、千早がプロデューサーである『黒崎みちる』を膝の上に乗せ、
頭を撫でていた。

「うう、なに、今までの仕返し?」

「そういうわけではありませんけど・・・」

「あの~、私を拾ってきた小動物扱いするのはやめてほしいかな~」

こちらの世界でも、咲夜は咲夜だった。


続く。
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