春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
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月と月のおはなし。第八話『咲夜とおむかえ』

こちらのSSは『アイドルマスター2』と『東方プロジェクト』の
二次創作です。色々と設定が違っていたり、オリジナルなPが
出てきますのでご注意ください。



「・・・コホン、さっきは恥ずかしい姿を見せてごめんなさい」

「いえ、別に気にしてません。ふふっ、咲夜さんにも可愛い所が
 あるんだなと、思っただけですから」

「うう・・・」

765プロの事務所から戻ってきた私と咲夜さんは、夕飯の準備を
しながら事務所での事を思いだしていた。

「それにしても、千早。無理に手伝わなくてもいいわよ。
 その、見てて危なっかしいし」

「だ、大丈夫です!切るだけなら私でもできます!」

ちなみに今日の献立はお鍋。雪が降りそうなくらい寒かったので、
咲夜さんの提案である。

「……切るだけなのに随分と不思議な形になるのね」

「うっ・・・すいません」

「ほら、こうやって持ってみて。この方が楽にできるはずだから」

それにしても、出会ってからまだ一日ちょっとだけど、
こんなお姉さんが居たらいいなと思ってしまった。

「どうしたの、ボーッとしてると手を切るわよ」

「あ、いえ・・・こうやって、誰かと一緒に料理するのって、
 こんなに楽しいんだと思って」

「あら、そう思ってもらえるなんて光栄ね」

できれば、もうちょっと一緒にいてほしい。そんな事を考えて
しまった時だった……

ピンポーン。

「あっ、私が出ます」

「おねがいするわ。ちょっと手が離せないから」

台所を咲夜さんに任せた私は玄関へと向かった。

「お待たせしました、どちら様ですか」

『あの~、こちらに十六夜咲夜さんって方が居ませんか?』

『咲夜~、居るのはわかってるわよ~。さっさと出てきなさーい』

『わっ、霊夢さん!ダメですよそんな!不審者と思われちゃいます!』

うーん、もしかしなくても咲夜さんの知り合いなんだろうな。

「どうしたの、千早。なんか、知ってる様な声も聞こえたけれど」

「えっと、咲夜さんの知り合いの方みたいなんですけど・・・」

「あら、意外と早かったのね。開けても大丈夫よ。一応、無害な
 人間だから」

……一応って所が気になったけれど、私は玄関のドアを開けた。
すると、外に居たのは髪の長いセーラ服とブレザー姿の女の子が
立っていた。

「やっぱり、あなた達だったのね。霊夢はともかく、早苗はちょっと
 意外だったけれど」

「まあ、元こっちの住人だからね・・・って、どうしたのよ、早苗?」

「も・・・もしかして、如月千早さんですか?」

「は、はい、そうですが……」

「きゃー!私、千早さんの大ファンだったんですよー!奇跡です!
 ミラクルですー!あのっ、握手してください!!」

「は、はあ・・・」

ブレザー姿の女の子、『早苗』と呼ばれた子が私の手を嬉しそうに
手を握っていた。

「それにしても、あなた達いつもと違う変わった格好ね」

「なんか、いつもの服だと変に思われるんだって。んじゃ、さっさと
 帰るわよ」

「えっ……」

解ってはいたはずなのに……咲夜さんが帰ってしまう事を、
素直に喜んであげられなかった。

「千早さん、どうしました?」

「あ、その……よかったですね、咲夜さん。これで帰る事ができますよ」

咲夜さんの方を見てそう言った。上手く笑えていたか自身はないけれど、
できれば笑顔でお別れを言いたかったからだ。

「ふむ……ねえ、霊夢、早苗。夕飯を食べていかないかしら?
 もう作り始めてしまっているし、勿体無いもの・・・ねっ」

「・・・しょうがないわね。まあ、タダでご飯が食べれるなら何でも
 いいわ」

「私も、私もです!あの千早さんとお食事できるなんて嬉しいです☆」

「あの、咲夜さん・・・?」

咲夜さんは私の頭に手を置いて笑顔だった。
その笑顔を見ていたら、一人で悲しい気持ちになっていた自分が
ちょっとバカみたいだった。

「ほら、千早。人数が増えたんだから、忙しいわよ」

「わかりました、咲夜さん」


つづく。
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