春屋

こちらはゲーム「THE IDOLM@STER」「東方project」を応援しているサイトです。管理人のプレイ日記や、SSが置いてあります。
071234567891011121314151617181920212223242526272829303109

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【 --/--/-- (--) 】 スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

通い傘

このSSは東方プロジェクトの二次創作です。
多少、設定と違うかもしれませんのでご注意を。

ナズ&小傘のお話です。
しっかりとエアコンの効いた部屋で読んだ方がいいです。
気温が上昇する恐れがあります。Σ(--;)





チュンチュン……

「・・・む、もう朝か」

雀の声で目を覚まし、体を起こす。ようやく見慣れた自分の家を
見渡してみる。

「ふう、ご主人はちゃんと一人で起きれているだろうか。まあ、
 響子が朝からうるさいから平気かな」

布団を片付け、着替えながら命蓮寺の事を考えていると、
戸を叩く音が聞こえてきた。

「ナズちゃーん!おはようー!」

「はいはい、今開けるよ」

戸を開けると、妖怪とは思えない眩しい笑顔の小傘が立っていた。

「おはよう、小傘。毎日すまないね」

「いいのいいの、わちきが好きでやってるだけだもん♪」

「そ、そうか……それならいいんだが」

相変わらず、私は小傘のこういう所に弱い。

私が命蓮寺を出て一人で暮らし始めたのはつい最近の事。
別にみんなが嫌いになったとかではなく、監視の任も一段落した事も
あり、少し自分の時間が欲しくなった為だ。聖もご主人も、
快く承諾してくれたのが嬉しかった。

「はい、お待たせ朝ごはんできたよ」

「いつもありがとう。それじゃあ、いただきます」

私が一人で暮らし始めてすぐ、小傘が私の家に毎日通う様になった。
頼んでもいないのに朝ごはんを作ったりと色々しに来てくれている。
最初の頃はまあ・・・食べれなくもないモノが出てきたりもしたが、
最近は普通に美味しい物が出てきて安心している。

「それにしても、小傘は料理が上手くなったものだね」

「えへへ~♪あのね、響子ちゃんの友達のミスティアちゃんに
 教わったの。あと、ちょっと怖かったけど、幽香さんも教えて
 くれたよ」

「あの風見幽香が?よく教えてくれたね」

「あのね、『大事な人に美味しいのを作ってあげたい』って言ったら
 教えてくれたよ」

「ぶっ!!き、君はバカかー!!」

「わあ、幽香さんみたいにナズちゃんが真っ赤だ」

そりゃあ、あんな事を言われれば風見幽香も赤くなるだろうさ。

「・・・ねえ、ナズちゃん。一人で本当にさみしくない?」

「ん、別にそんな事はないけれど。急にどうしたんだい」

「ほら、今のわちきはナズちゃんとかみんなが居るから平気だけど、
 一人ってすごく寂しいな~って、思う時もあったから」

そっか、この子は忘れられた傘が妖怪化したものだ。だから、一人でいる
辛さを知っているからこそ、私を心配してくれたのだろう。

「心配してくれなくても平気だよ、小傘。別に家が離れてても、
 私は命蓮寺のみんなと共にあるよ。それに……」

「それに?」

「なんだ、その・・・君もこうして毎日来てくれるし、寂しくは
 ない、よ・・・」

「ナズちゃん・・・ありがと~~!!」

「わあっ!?急に引っ付いて来ないでくれ!まったく、君は~!」

そうは言いつつも、私は本当に彼女に感謝している。
はあ・・・それにしても、私は本当に彼女に勝てないな。

「……えーと、相変わらず仲が良い事で」

「お邪魔だったみたいだね~」

「村紗、ぬえ!?いや、別にこれはっ!?」

『ごゆっくり~』

「ま、まてーー!!」

どうやら、今日は色々と面倒な日になりそうだ……はあ。

「ぬえちゃんと村紗、どうしたんだろうね?」

「……なんでもないよ」

まあ、この子と一緒ならばそんな日もアリか。小傘の無邪気な顔を
見ていたら、そう思えてしまった。まったく、多々良小傘はとんでもない
妖怪だ。


おわり。



「まったく、あの子達ときたら……で、なんでぬえは私に抱きついて
 離れないの」

「あの二人に負けない為だよ!ムラサ、私たちもどっかに愛の巣を
 作ろう!夫婦力で負けてられないよ!!」

「……はあ、今日も平和だ~」

「無視かい!?」


ホントにおわり。

スポンサーサイト
【 2013/06/27 (Thu) 】 東方SS | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。